国士舘大学 手帳2015
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エンジョイライフ 本学の教育理念は「人間教育」であり、武道精神を学ぶことです。これまでも「文武両道」の国士舘人を、数多く育成してきました。その教育の一環として、寒稽古があります。 寒稽古は本学創設以来の伝統行事です。厳寒期の稽古を通じて、体力の強化と技術の向上を図るとともに武道精神の高揚を期することを目的とし、1月上旬早朝に4日間にわたり実施しています。年々、参加者も増え、心身鍛練の場として内外からも注目を集めています。 なお、寒稽古最終日は参加者全員で豚汁を食し、4日間にわたって参加した人には記念品の授与を行っています。寒稽古 国士舘大学は、明治維新の指導者たちに大きな影響を与えた吉田松陰の教育を規範として、柴田德次郎らによって設立されました。 舘歌の一節に「松陰の詞に節を磨し」とあるように、設立者たちの志は現在でも脈々と受け継がれています。 伝統行事である寒稽古は、その教育の一端として毎年実践されています。2003年からは、寒稽古の期間に武道系の部が集まり、国士舘大学の教育の源泉に思いを寄せるとともに、その使命感の徹底を期することを趣旨として、松陰神社前において奉納演武大会を開催しています。 2015年は古武芸杖道会、防具付空手道部「傳拳」、錬心舘空手道部、日本拳法部、躰道部の5団体が参加しました。 身を切るような寒さの中、各部の演武が披露され、社殿は厳かな雰囲気に包まれました。第11回 松陰神社奉納演武大会■平成26年度 寒稽古実施種目 柔道 剣道 空手道 合気道 居合道 銃剣道 古武芸杖道 躰道 錬心舘空手道 日本拳法 防具空手道 レスリング ジョギング54KOKUSHIKAN UNIVERSITY 2015

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