国士舘大学 手帳2015
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●ネット利用は自己責任が原則 インターネットで情報を受発信するときには、社会的責任、法的責任を自分で負うつもりで行ってください。何が起きても自己責任です。●関連法規を守ろう インターネット上でも、法律や規則を守らなければ罰せられます。特に気を付けなければならないのは著作権の侵害、商標の無断使用、肖像権の侵害、プライバシーの侵害、他人を批判・中傷する内容の公開、わいせつな文書や画像の情報発信・公開、風俗営業、ねずみ講などです。知らなかったでは済ませてもらえません。 ●個人を狙った誹謗中傷 他人の誹謗中傷をネット上に掲載した場合、名誉毀損罪や侮辱罪など刑事上の責任を問われるケースがあります。実社会と同様、ルールとマナーを守りましょう。また、警視庁サイバー犯罪対策課で電話による被害相談、情報提供を受け付けています。被害にあった際は利用しましょう。●セキュリティ対策 パソコンに設定しているIDやパスワードは厳重に管理してください。会員制のサイトの認証用のID・パスワードにも注意が必要です。 ●プライバシーの守り方 個人情報を発信するときは会員規約、プライバシーポリシーに同意できる場合に限りましょう。住所、氏名、電話番号、生年月日などの個人情報はもちろん、銀行の口座番号や暗証番号、クレジットカードの番号にも注意を払ってください。ネット上でのカード決済は16ケタの番号と利用期限がわかれば、勝手に使うこともできます。●ウイルス対策がパソコンと友人を守る ウイルス対策ソフトは必ず利用しましょう。ウイルス対策ソフトなしにインターネットを利用するのは、銃弾が飛び交う戦争地帯にTシャツと短パン、サンダル履きでのこのこ出かけているようなものです。 ウイルスに感染すると、自分のパソコンが被害を受けるだけでなく、友人や知り合いにも迷惑をかけることになります。ひどい場合には、学内のネットワーク全体にまで影響を及ぼすことも考えられます。警視庁サイバー犯罪対策課 ▲ http://www.npa.go.jp/cyber/▲ TEL 03(3431)8109 著作権とは、制作物の作者だけが使用できる権利のことです。他人が勝手にその制作物を利用することはできません。 著作権者の許しなしに書物や文章、写真、音楽・楽曲、美術品、ソフトウェアなどを複製、転載、改変することは著作権の侵害となります。 許可なく他人を撮影し、写真をホームページなどの不特定多数の人が見る媒体に掲載することは、肖像権の侵害に該当します。いずれも犯罪となり、損害賠償を請求されることがあります。 著作権は知らないうちに侵害していることも多いものです。十分注意しましょう。著作権侵害の事例●他のホームページや雑誌、新聞、テレビなどに掲載されている文章や写真、イラストなどを無断でHPに転載する。●書籍、雑誌、新聞などの記事や写真を無断でコピー、またはデータ化し、友人などと複数で利用する。●芸能人や著名人の写真やキャラクターをまねて描いた絵を無断で利用する。●他人の持っているソフトウェアを自分のPCにインストールして利用する。●音楽CDを個人的な利用以外の目的でスマホやパソコン、CDなどにコピーする。●商標やロゴマークなどの無断使用。著作権知らないうちに著作権を侵害していないか?大学生として29

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