国士舘大学キャンパスガイド2025
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学生生活大学生としてエンジョイライフ大学概要 インターネットは公開性がある一方で、匿名性も持っています。誰が発信したかわからない匿名性の高いものには、いいかげんな情報も多数存在しています。サイトによっては見る人に嫌悪感や不快感を与えたり、人権を侵害したりするケースもあります。ネット利用は自己責任が原則です。下記にある内容に気をつけてインターネットを利用してください。インターネット自分のプライバシーと、他人の権利を守る●ネット利用は自己責任が原則 インターネットで情報を受発信するときには、社会的責任、法的責任を自分で負うつもりで行ってください。何が起きても自己責任です。●関連法規を守ろう インターネット上でも、法律や規則を守らなければ罰せられます。特に気を付けなければならないのは著作権の侵害、商標の無断使用、肖像権の侵害、プライバシーの侵害、他人を批判・中傷する内容の公開、わいせつな文書や画像の情報発信・公開、風俗営業、ねずみ講などです。知らなかったでは済ませてもらえません。 ●個人を狙った誹謗中傷 他人の誹謗中傷をネット上に掲載した場合、名誉毀損罪や侮辱罪など刑事上の責任を問われるケースがあります。実社会と同様、ルールとマナーを守りましょう。また、警視庁サイバー犯罪対策課で電話による被害相談、情報提供を受け付けています。被害にあった際は利用しましょう。Web 警視庁サイバー犯罪対策 プロジェクトサイト TEL 03(5805)1731●セキュリティ対策 パソコンに設定しているIDやパスワードは厳重に管理してください。会員制のサイトの認証用のID・パスワードにも注意が必要です。 ●プライバシーの守り方 個人情報を発信するときは会員規約、プライバシーポリシーに同意できる場合に限りましょう。住所、氏名、電話番号、生年月日などの個人情報はもちろん、銀行の口座番号や暗証番号、クレジットカードの番号にも注意を払ってください。ネット上でのカード決済は16ケタの番号と利用期限がわかれば、勝手に使うこともできます。●ウイルス対策がパソコンと友人を守る ウイルス対策ソフトは必ず利用しましょう。ウイルス対策ソフトなしにインターネットを利用するのは、銃弾が飛び交う戦争地帯にTシャツと短パン、サンダル履きでのこのこ出かけているようなものです。 ウイルスに感染すると、自分のパソコンが被害を受けるだけでなく、友人や知り合いにも迷惑をかけることになります。ひどい場合には、学内のネットワーク全体にまで影響を及ぼすことも考えられます。SNSの使い方には注意しよう個人情報や他人の写真などを、 勝手にアップしない SNSを利用する際は、個人情報、不確定情報、デマなどを書きこまないことはもちろん、著作権や肖像権を守る必要もあります。芸能人の写真やキャラクターのイラストなどは、本人・作者の承諾なしでアップしてはいけません。ゼミやクラブ仲間のプライベート写真や個人情報なども相手の了解を得てからアップするようにしましょう。ネットで知り合った人とは 不用意に会わない SNSで知り合った人と会ったことによって、事件に巻き込まれるというトラブルが年々増えています。残念ながら、世の中には悪意を持って近づいて来る人がいます。SNS上で知らない人から連絡があった場合は、ブロックするか無視するようにしましょう。面識の無い相手と会うのは、大きなリスクを伴う行為です。くれぐれも注意して行動してください。47

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