近年の異常気象や大規模な自然災害への備えとして、今や国民生活を守るための高い防災意識は必要不可欠な時代といえます。
　建学の精神を「世のため、人のために尽くせる人材の養成」とする本学は、平成23年に防災拠点大学を目指して防災・救急救助総合研究所を設置し、国内外における防災・救急救助に関する総合的な研究機関として地域・社会に貢献してまいりました。2年後には、全新入生対象の「防災基礎教育」を開始し、全学的な「防災教育」をスタートさせるとともに、応用科目の「防災リーダー養成論」「防災リーダー養成実習」を開講し、これらの活動から本学は「防災リーダー養成教育」を確立しました。
　私たちの目的は、防災教育研究を強く推し進めることで防災リーダー養成教育にさらなる磨きをかけ、モデルケースとなって日本全国そして世界中に若者が防災リーダーとして活躍することです。
　将来、本学の防災リーダー養成教育が新たな学問体系として日本、世界に広がり、本学が人と社会を支える防災拠点大学として地域・社会に貢献できるよう努めていく所存です。