政経学部 政治行政学科
「公務員」を徹底解剖!
リアリティあふれる内容で試験対策も充実。【公務員概論】
【公務員概論】では、あらゆる角度から公務員の基礎知識を学びます。安定性の高さ、やりがいの大きさから、いつの時代も人気の職種・公務員ですが、その種類や仕事の中身については意外と知られていないのも事実。授業を通じ「公務員とは?」をレクチャーします。試験対策もしっかり行うため、公務員をめざす学生に必須の授業です。
※2016年3月撮影
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先生からの
「この授業の紹介」政経学部 政治行政学科
石見豊 教授IWAMI Yutaka
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学生からの
「この授業の見どころ」政経学部 政治行政学科
小田山耕大ODAYAMA Koudai
千葉県船橋市立船橋高等学校出身
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Point.11年次から
公務員になる
準備をスタート公務員のイロハをゼロからわかりやすく解説。
【公務員概論(応用)】は、春期開講の【公務員概論(基礎)】から続く秋期の授業。(基礎)で公務員とは何か、公務員の種類やしくみといった基本的知識を身につけ、この(応用)では公務員を取り巻く環境の変化、改革の動き、それに対応して公務員に求められる能力などについて学び、公務員試験で役立つ知識も修得します。公務員のイロハをゼロからわかりやすく解説するので、公務員志望者はぜひ受講してほしい。1・2年次を対象にしているのは、大学入学後すぐから公務員に向けての準備をスタートするためです。鉄は熱いうちに打てといいますが職業意識もまさにそう。「将来は公務員」という気持ちがあるなら、始めるのは早いに越したことはありません。
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Point.2実態を知ることで
モチベーションUP世界と比較すると日本の公務員数は少ない?
この科目は当初3・4年次を対象にしていたのですが、公務員志望者が増えるのに伴って1・2年次向けに変更しました。公務員試験の勉強はモチベーションの維持が難しいもの。それを乗り越えるためにも公務員について知ってほしいのです。たとえば、改革が叫ばれている公務員制度ですが、イギリスやフランスと比較すると日本の公務員の数は半分以下など、意外な事実がたくさんあります。また、公立の小・中学校に非正規(臨時・非常勤)の公務員(教員)が増えていたり、警察官や消防吏員は増加傾向にあったり、そういった実態を知ると自分がとるべき手段も見えやすくなるのではないでしょうか。そのうえで地道な努力を続けることが、夢実現への最短の道だと思います。
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Point.3内定者や
現役公務員の
生の声を聞く。リアリティの迫力。「体験談」から得られるもの。
授業では「リアリティから学ぶ」ことも大切に、現役公務員または元公務員の方々や、公務員試験に合格した4年生を招いて話をしてもらう機会を設けています。それぞれのストーリーには、どんなテキストにも書かれていない体験者ならではの真実味があって、それが公務員の仕事に対する学生の理解を深めているようです。ある市の消防局に合格した4年生は、温浴施設で倒れたまま帰らぬ人となった高齢者を見て、助けることができたのではないかと考えたことが消防を志すきっかけになったと話してくれました。このとき、教室は水を打ったように静かでした。こんなエピソード以外にも、実際の筆記試験の詳細や面接内容などを話してもらいますので、試験対策として大いに活用できると思います。