景観、食べ物、人…「その土地ならでは」を発信したい。
文学部 史学地理学科 地理・環境コース
前田桃子(MAEDA Momoko)
神奈川県立岸根高等学校出身
将来の夢 農業の発展に貢献
「地理・環境コースといえばフィールドワーク」というほど野外実習や現地調査の機会が豊富です。私は地理学の中でも農業地理に興味があり、長野に行ってリンゴを使った特産品開発について調べたり、ゼミでは福島の農村に定期的に足を運んで、田植えから稲刈りまで行いお米を作ったりしました。生産者の方の大変さを身をもって知ると、市場に出回っている農作物の値段は安いと感じます。一方で、その土地にしかない景観、おいしい食べ物、人の温かさに気づくこともできました。そうした魅力を広く発信して地域の活性化に貢献したいと思い、卒業後は地域おこし協力隊として活動するか、地域活性化支援事業を行っている企業や、農業の発展に貢献できる企業に就職したいと考えています。限界集落や耕作放棄地などの問題解決にも役に立てればと思います。現地に行かないとわからないこと、体験しないと見えてこないことは本当に多くあり、私はそれができたおかげで新しい価値観に出会うことができました。
※2018年1月撮影