卒業生×先生が対談!
社会で活躍する先輩の、学生時代と今を探る!体育学部編
対談企画第2弾は『体育学部』です。
恩師と同じ指導者という道に進んだ大山英剛さん。
大学での経験を活かし、母校・常葉大学附属橘高校のラグビー部で
自身が高校時代に果たせなかった「花園」への夢を目指しています。
高校教師としての今、そして学生時代の思い出をたっぷり語ってもらいました。
努力が実り正式採用決定!指導を通じ自身の成長も実感。
「スポーツに関わる仕事がしたい」と国士舘大学に入学し、体育学部体育学科で学んでいた大山さん。古田先生にはラグビーを通じ指導を受けたといいます。当時チームの司令塔であるスタンドオフとして活躍しながら、体育学部で指導者としての学びにも取り組みました。授業の一環で子どもたちにラグビーを教える機会があったそうで、そのような経験を通じ、教える喜びを知ったといいます。そして本格的に教員を志すことに決めました。
大学4年生の時、母校で教育実習を行った際は、古田先生が視察に訪れました。真面目にきちんと教えようとする姿が印象的で、「教師にむいている」と直感したそう。卒業と同時に非常勤講師として、指導者の夢を叶えた大山さんを誇らしく思ったといいます。それから5年。大山さんは今では高校3年生の担任も任されるようになり、進路指導も担当。来年度からは専任の教員として教壇に立つことになっており、成長を続けています。
「チャンスは1度」真剣に取り組む大切さを知った学生時代。
大山さんには時々思い返す学生時代のエピソードがあります。それは練習中のこと。スタンドオフとして最初にボールをキャッチする大山さんが、取り損ねてしまったのです。すぐにやり直そうとしましたが、古田先生からは「試合はやり直しはきかない」と、終了を告げられてしまった。その時は悔しさが大きかったといいます。しかし改めて思うと「チャンスは何度もこない」という大事なことに気づいたそう。それは試合だけでなく、人生すべてにいえること。それ以来何事にも1回1回集中し、全力で取り組むという思いが常にあるといいます。そしてその大切さを今度は教え子たちに伝えています。
大山さんの教え子に「国士舘大学でラグビーがしたい」と希望する生徒がいます。自分の卒業した大学を目指してくれることに嬉しさも覚えつつも、自分でしっかり考えて決断してほしいという思いもあるといいます。生徒と向き合い話を聞き、意見を尊重する。そして、できる限り力になれる教員でありたいと話してくれました。
当日の対談の様子は、動画をチェック!
※2018年8月撮影