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授業ルポ

映像、音楽、写真といったマルチメディアコンテンツの基本知識(種類・効用・形態)を習得する授業。デジタル機器やコンピュータを利用して、実際にWebやマルチメディア・コンテンツの作成演習も実施する。

この授業で課題となるホームページは、XHTMLとCSSを使って作成する。
XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)は、Webページを記述する言語で、CSS(Cascading Style Sheets)は、Webページのレイアウトを定義する規格のこと。
中嶌教授は、プログラムの書き方とそのプログラムが示す画面を表示しながら、そのノウハウについて詳しく説明していく。
「PowerPointやWordArtなどで作成した画像をホームページに載せたいときは、こうしたフリーソフトを使うとjpegに加工できますよ」
プログラムのノウハウだけでなく、画像の加工方法や加工に利用できるフリーソフトなども紹介しながら、さまざまな加工を施した写真を、スクリーンに表示する。
「油絵っぽくみせる加工、ブロック調やセピア、ポスターみたいな画像にできるポスタライズといった加工を施せば、何の変哲もない写真も、おもしろい画像になりますよ」
このほか、CSSによるレイアウト作成、Webページの背景色や背景画像の作成などの説明が続く。作業をしていた学生たちも、気になる項目が説明されているときは、手を止めて説明に聞き入っていた。

中嶌教授は、説明が終わると学生の席に行き、画面を見ながら質問を受ける。思った通りの画面にならなかったり、作りたい画面はあるのに、プログラムをどう書けばいいのかわからないなど、学生からはさまざまな質問があがる。しかし、プログラムの書き方だけでなく、どんな内容にすればいいのか悩む学生も多いよう。
「写真1枚とちょっとのコメントだけじゃ、さみしいですよね。今回作成するWebページは、ほとんどがテキストなので、普段SNSやブログを書いている人は、そこに書いているようなことを書けばいいですよ。私も例を書くときは、最近見た漫画や映画などについて、自分の言葉で書くようにしています。コンテンツに正解や不正解はないので、自分で考えて工夫してみてください。マルチメディア・コンテンツ制作では、テクニックも大切ですが、内容を考えることも重要なんですよ」

中嶌教授は、さまざまな企業のウェブサイトや有名人のブログなどをスクリーンに表示すると、こういうデザインの例もあるので参考にするとよいと話し、授業を終えた。
最後に、中嶌教授は、この授業のねらいについて、こう語ってくれた。
「授業を通して、自分なりのコンテンツをつくる楽しさを感じてほしいですね。Webページをつくることで、何かをつくる楽しさを感じ、自分のユニークな部分を表現してくれたらいいなと考えています」