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こどもスポーツ教育学科

教科教育法(算数)

教科教育法(算数) -vol.2-

小学校の教員免許状取得を目指す学生のための半期講座。学習指導要領をベースに、子どもたちに算数を指導するための基礎や子どもの実態について学んだのち、実際に学習指導案を作って、模擬授業を行う。

3年生「三角形をつくろう」

続いて行われた模擬授業は、3年生の「三角形を作ろう」。教師役の学生は、児童役の学生にプリントを配った。プリントには円がかかれており、円周を12等分する点が打ってある。教師役の学生は「円にかかれた点を使って、三角形を作ってください」と話し、作業を始めさせた。
5分後、完成した三角形を発表させ、辺の長さに着目して仲間分けを行う。その後、3つの辺の長さが同じである三角形を正三角形、2つの辺の長さが同じであるものを二等辺三角形と呼ぶことを説明した。

5年生「三角形の角度を調べよう」

この日最後の模擬授業は、小学5年生の「三角形の角度を調べよう」。補助教員(もちろんこれも学生が務める)を加えた2人によるチーム・ティーチング(TT)で行われた。「正三角形の3つの角度を合計するといくつになると思う?」と教師役の学生が問いかけると「180度」「200度」「170度」といったさまざまな意見が返ってきた。
教師役の学生は「今日は3つのグループに分けて角度を測ってみましょう」と話し、それぞれのグループに、「分度器で測る」「合同な三角形を並べる」「3つの角を切り取って合わせる」という方法で3つの角の大きさの和を調べるように指示した。
グループでの活動が終わった後、各グループの代表者が結果を発表し、すべての三角形で3つの角の大きさの和が180度になることを確認して授業は終わった。
新木講師は、作業に入る前に子どもたちに結果を予想させたことなど、よかった点をほめ、改善点をアドバイスし、この日の講義は終了した。

算数を指導する際のポイント

この講義の受講生の多くは、小学校の教員免許状を取得し、卒業後、小学校の教壇に立つことを目指している。「算数を指導する際に大切なことの1つとして、考える楽しさを実感できるようにすることがあります。今日扱ったテーマの後ならば、『三角形の3つの角の大きさの和は180度だ。じゃあ、四角形ならどうだろう、五角形は?』といった具合に子どもたちが問いをもち、発展的に考えていけるようにすることも大切だと思います。学習したことを活かして新たな発見をする、こうした積み重ねで、子どもたちは算数が好きになっていきます。このような教育をするためには、教員がしっかりと教材研究を行うことが重要。大変ですが、子どものよさを伸ばしてあげられるような先生になってほしいですね」と、新木講師は先生の卵たちにエールを送った。



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