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授業ルポ

体育学科

体育方法学・実習(ダンス)Ⅱ -vol.2-

体育方法学・実習(ダンス)Ⅱ -vol.2-

中学・高等学校の教職課程で必修となるダンスを学ぶ授業。中・高校のカリキュラムである創作ダンス、フォークダンス、現代リズムのダンスについて、指導できるようになることをめざす。

何度も練習することで身につける

続けて、新しいパートを説明する。
「手を後ろに回して、水平状態に。そして、斜め後ろ、横に動きます」
「右に手を少しずつ押し出すような動きをして、足はスライドさせます」
「右斜め方向に、軽いジャンプを3つします」
柴田准教授は、少しずつ動きを説明しながら実演し、そのつど学生たちに真似をさせる。そして、再度音楽に合わせて踊ってみる。この繰り返しで、ダンスの全体説明が進められていった。
すると、学生たちから「この部分でどう動くのか分からない」「ジャンプするときの手の動きがわからなかった」などの質問が。柴田准教授は、質問した学生たちと一緒に動いてみせながら、説明を付け加えた。

グループ別にダンスを発表する

全体の説明が終わると、5~6人のグループになり、グループ別にダンスを披露する。
「自分の番じゃないときも、曲に合わせて踊りをイメージしてください」
柴田准教授はそう注意すると、最初に発表する学生たちを呼んだ。
音楽に合わせて踊る学生たちに、柴田准教授が「歩幅を大きく」「手を前に」「右に回って」と声を掛ける。ダンスパートごとに説明を受けていると長い時間に感じるが、発表となると、あっという間に時間が過ぎていく。ダンスを終えた学生たちは、ほっとした様子で、次のグループと交代した。交代のときは、声を掛け合ったり、笑い声があがったりと、少しの間ダンス場がにぎやかになる。

指導者としての意識も忘れずに

全員がグループ発表を終えると、最後にもう1回全員で音楽に合わせて踊る。授業が始まったときは、久々のダンスで動きもぎこちなかったが、何度も繰り返し練習をしたことで、全員がスムーズな動きに変わっていた。踊り終えた学生の表情も、とても楽しそうだ。
今回の授業は創作ダンスの模倣だったが、学生たちが教員になったときは、自分でダンスを創作しなければならない。そのため、ただ体の動きを真似るのではなく、どんな気持ちで動いているのかを理解しながら踊ってほしいと柴田准教授は言う。
「教員をめざす学生が多いですから、自分が指導者になったらどう指導するのかを考えながら授業に臨んでほしいですね。その上で、ダンスを覚え、楽しんでくれたらと考えています」