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体育学部 学びのコラム

「大変な時代」と「元気のでる」学校づくり

2009年06月17日

今から15年前に堺屋太一氏による著作『「大変」な時代』(講談社,1995年)が刊行されました。

「大変な時代」という意味は,従来の知識や経験では測れない「これから」への「不安」,「これまで」に代わるものが見えないことへの「不信」,夢と面白みのない未来図に対する衰退の予測から来る「不満」という3つの要素で形成されていると述べられています。時代を的確に捉えた言葉だといえます。

こうした「大変な時代」の3つの要素は,今日の学校を取り巻くところにも見出すことができます。例えば,「不登校」の増大,深刻化するいじめ問題,小学校における「学級崩壊」,不審者侵入による学校の安全神話の崩壊,大都市部における「公立学校離れ」などの現象に対して,有効な手立てを構築できないでいる学校に対する「不安」「不信」「不満」がそれです。そのため,さまざまな側面で学校を変革していかなければならないことが社会の共通関心にもなっています。

しかし,教育という仕事はもともと大変なものでもあります。その大変さを教育に係わる人たちの協力と連携によって,また創意と工夫によって「やりがい」に変えていくことが必要なのだといえます。取り組むべきことは「不安」を「安心」に,「不信」を「信頼」に,そして「不満」を「満足」に転換していくことです。それによって,「元気のでる学校」を創っていくことが求められています。

そのように考えると,「大変な時代」は「やりがいのある時代」かもしれません。「やりがいのある時代」の学校づくりを教師として目指していきませんか。私たちと一緒に,夢と希望,そして元気にあふれた学校の未来を創造していきましょう。

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