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2019年03月06日

【目指せ!国士舘から世界へ③】飯田健太郎選手インタビュー(種目:柔道)

柔道部(男子)

今回は、柔道男子100kg級の飯田健太郎選手(体育学部3年)を紹介します。昨年、高校3年生ながら国際大会のグランドスラム(GS)パリを制し、100kg級代表候補としても成長著しい飯田選手に今後の意気込みなどを聞きました。

 

 

<2018年1月18日取材>(学年・年齢は当時)

――大学生活には慣れましたか?

大学生になって自由が利く分、時間の使い方には気をつけています。学校では柔道部の仲間と一緒にいることが多いです。寮には野球部とサッカー部もいて、だいたい高校から一緒の友人ばかり。毎日楽しいです。点呼があるので遠出はしませんが、休みの日は仲間と多摩キャンパス近辺の映画やカラオケによく行きます。温泉も大好きです。

――授業と練習の両立は大変ですか?

鈴木桂治監督からは「文武両道」を目指し、学業にも真面目に取り組むよう言われています。教職課程も取っているので大変ですが、なんとか頑張っています。部活は高校の時より練習量が多いので、スタミナがついてきたと思います。体もかなり大きくなりました。

――昨年は講道館杯も優勝しましたね

代表争いの選手が出場していなかったので、これは優勝しないといけないというプレッシャーは感じました。シニアの全国大会で優勝は初めてだったので、勝ててほっとしました。

――その後のGS東京は7位と残念な結果でした

自分としては不本意です。海外選手がやりにくいとは感じませんでしたが、GSパリ以降、研究されているのかなとは思います。

――試合では緊張しますか?

試合で緊張はしません。前日に眠れなくなることはたまにありますが、緊張ではなく、翌日の試合を頭の中でシミュレーションし始めて止まらなくなるパターンです。どちらかというと、自分は冷静なタイプ。感情的になることはなく、プラス思考で明るい性格なので、気持ちの切り替えは早いと思います。

――柔道を始めたきっかけは?

幼稚園のとき、柔道を習っていた姉の送迎について行っていて、気づいたら自分も道着を着ていました。他にサッカーと野球もやっていたので運動神経には自信があります。自分は組み手が右なのですが、利き足は左。左の足払いが得意なのはサッカーをしていたためかもしれません。

――国士舘を選んだ理由は?

中学3年の時に国士舘高校からスカウトされ、出稽古をしてみたら国士舘が一番強くなれそうだと感じて。中3の自分には想像もつかないようなすごい柔道ができるんじゃないかと思いました。

――一番印象に残っている試合は?

やはり昨年のGSパリ。あの大会で優勝した瞬間、自分の置かれている立場や環境が一変しました。

――100kg級へのこだわりを教えてください

現役時代の井上康生代表監督や鈴木監督は自分より大きい人を投げていてかっこよかった。同じ階級なので、自分も二人と同じように全日本とオリンピックのチャンピオンになりたいです。代表争いでは、トップ選手との力の差が少しずつ縮まっている気がしています。

――東京オリンピックは意識していますか?

代表になるために、まずはオリンピックの前年にある世界選手権の優勝を目標にしています。直近では2月のGSパリにまた出場するので、今回も優勝を狙います。

プロフィール

名前:飯田 健太郎(いいだ・けんたろう)

学部:体育学部2年

所属:柔道(男子)部所属

生年月日:1998年5月4日生まれ(20歳)

出身地:神奈川県

出身校:国士舘高校(東京)

◆過去のインタビュー記事はこちらから

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