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概要

国士舘史研究年報第9号

建築調査からみえる国士舘大講堂の建築的特性73((0()蹴込み板:階段の踏み板と踏み板の間の垂直な部分の板。((02)縁葛:縁側に張る板を支えるために、縁側下の縁束 の頭部を連結する横木。((00)矧木:矧ぎ足した材、もしくは矧ぎ足すこと。((00)下り棟:屋根の流れに沿って軒先に向かう棟の総称。棟は二つの傾斜した屋根面が交わる部分。((05)隅棟:屋根面が互いに接した部分にできる、隅に向かって傾斜した棟。((06)スレート:粘土が堆積してできた薄く割れやすい頁けつ岩がん、および頁岩や泥岩が圧力で固まった粘板岩の薄板。((00)木口:部材の端面、木材の切り口のこと。((08)鶴首金物:軒樋を垂木などに固定する金物。((00)腰貫:建物の腰の部分(窓の下辺り)の位置に設けられた貫。貫は柱を貫いて相互につなぐ横木であり、壁下地材の取付け固定と壁の補強のためのもの。((51)裏甲:茅負の上に載る化粧の幅広の厚板。((5()不陸:水平でないこと、面が平らでないこと。((52)「中学校設置ノ件」(『設置廃止(位置変更、改称)に関する許認可文書・中学校・東京都(大正12年-昭和21年)』、国立公文書館所蔵)所収。((50)下見板:板の長さ方向を水平にして張った板壁、または張ること。((50)寄棟造り:大棟(屋根の最頂部の水平な棟)の両端から、四方に隅棟(屋根面が接した部分にできる傾斜した棟)が降りる建物の形式。( (55 )切妻造り:切妻屋根を持つ建物。切妻屋根は、屋根の最頂部である大棟から両側に流れをもつもの。((56)地窓:床面に接した位置にある窓。((50)当板:部材に添えて取り付ける板。((58)無目落し掛け:溝の彫られていない落し掛け。落し掛けは、床の間や書院窓の上部にある小壁下に架け渡してある横木。((50)鏡板天井:細長い小材や角材などによる縁がなく、一枚の鏡板(平らで大きな板)を張り上げた天井。