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概要

国士舘史研究年報第9号

国士舘史研究年報2017 楓?68外の角材の横木。(35)根太掛け:根太の端部を受ける横材。(36)根太:床板を支える部材。(37)長手:材の寸法の長い側。(38)床束:床を支える床下の束。(39)丸太束:丸太の短い垂直材。(40)荒床:仕上げ床面の下張りとして張る板床であり、和風建築では畳の下に張る床のこと。(41)身舎空間:建物本体の主要な空間。(42)庇空間:建物本体の主要な空間に付加された空間。(43)陸梁:建物の屋根を支える小屋組の一種である「洋小屋組」(水平材・垂直材・斜材を三角形に組み合わせて作る)の最も下にある梁。(44)敷桁:壁の上部にあって柱を連結しておく桁。(45)飼木:二つの部材の間に挟んで両材の位置を正しく保つために使用する木材。(46)丸桁:社寺建築において垂木を受ける横架材。(47)差鴨居:鴨居のうち、特に成が七寸以上二尺ほどまでのもの。建築物を支える柱や梁などを固めたり長い柱間をとるために使用される。(48)中備え: 斗と?きょう(柱の上で軒を支える装置)の間にあって各種の桁を受ける支持材の総称。(49)込み栓:二つの木材の接合部分を固定するために打ち込む栓。(50)平?:木造建物の仕口に使われる?の一。幅に比べると厚さの薄いもの。柱と土台、柱と軒桁などに使われる。(51)虹梁:社寺建築に用いられる化粧を兼ねた梁。(52)鯖の尾:魚の鰭ひれ状に切り込んだ形。( 53 )背割り:木材の芯持ち材にあらかじめ鋸のこ目めを入れ、他の部分に乾燥に伴う割れの生ずることを防止する方法。(54)埋木:木材の疵きずや節などの欠陥部分を鑿のみで穴堀りして木片を充填すること、またはその木片。(55)片筋違い:筋違いは柱や梁などで囲まれた四角形の枠組みに対角線状に入れた補強部材のこと。風や地震などによって四角形が菱形に変形するのを防ぐ。片筋違いは、たすき状(X状)ではなく片側方向だけに筋違いを取り付けたもの。(56)飛貫:壁の下地材の取付け固定と壁の補強のために取り付けられる貫(建物の柱を貫いて、柱を相互につなぐ横木)の一種。(57)小屋裏:建物で屋根裏にある空間。下方は天井によって区画され、小屋組を隠している。