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概要

国士舘史研究年報第9号

国士舘史研究年報2017 楓?48※垂木には以前、木口銅板はなく、樋を受ける鶴つる首くび金かな物ものが) (08 (木口差しであった。現状の樋受け金物は茅負に設置している。・樋は銅製の新補材へ取り替えられた。・向拝柱の柱脚に、銅板金物が新たに巻かれた。2 外装建築されて間もない頃【写真39・40】の外装は、前述の「国士舘講堂設計図」にも描かれている通り、腰下は竪板張り、腰上は飛貫を表した漆喰仕上げである。一九七七(昭和五二)年の写真【写真41・42】では、まだ内法上の飛貫を表した漆喰仕上げと腰下の竪板張りを見ることができる。一九八二年の銅板屋根改修工事竣工後には、内法上の飛貫はなくなり、全面白漆喰仕上げへ改変される【写真43・44】。なお、その壁下地は土壁の上へボード下地を張り、仕上げている。また、正面(南面)窓下の腰竪板張りは、以前の意匠を踏襲して新材へ取り替え写真35 1981 年頃 銀色の金属板葺き屋根(『体育学部第23 回卒業アルバム』1982 年3 月)写真36 1982 年頃 銅板葺き屋根(『体育学部第24 回卒業アルバム』1983 年3 月)写真 38 1982 年 1 月 27 日撮影(工事用足 写真 37 1981年 12 月 24 日撮影場がない)