ブックタイトル国士舘史研究年報第9号

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概要

国士舘史研究年報第9号

坂口 二郎147舘は期待され、支援を得ていたと言えるのではないだろうか。坂口は終戦後、蔵書を鳩山一郎に譲って郷里に帰り、一九四七(昭和二二)年に『人間労働史』、翌年には『二十世紀に於ける帝国主義の足跡』(ともに叡智社)を著した後、一九四九年一月、六九歳で亡くなった。終戦後間もなく坂口は没したが、坂口が主筆を務めた日刊紙『大民』を支援する人脈は、戦後における国士舘の再建支援の人脈へと受け継がれたのである。