研究所案内
今後の展開世田谷キャンパスに設置された展示室、収蔵庫、実験室等(外観)

イラク古代文化研究所では40年以上に渡ってイラクを中心とするメソポタミア考古学の調査、研究を行ってきましたが、その中で、重要な遺跡や遺物の保護についてもできる限りの協力を行ってきました。今後は、文化遺産保護に関する調査、研究、教育の分野を大きく拡大していく方向で、組織、設備の増強を進めていきます。

 

海外の遺跡等の保存、修復、整備についての調査、研究では国際共同研究をさらに推し進め、社会教育面においても、展示室において、研究所が行ってきた調査、研究の成果や関連の展示公開を行っていきます。


研究所は、国内の文化財保存関連機関や学会との連携を深めて研究ネットワークを広げていますが、学会や大学、研究所だけではなく、民間のNGO、NPOや企業とも積極的に連携を図っていきます。


21世紀の考古学は「保護、活用の考古学」といわれています。人類共通の貴重な財産である文化遺産を保護し、活かし、後世に伝えていくための幅広い調査、研究を進めていきます。


ページの先頭へ