国士舘大学_海外留学パンフレット2020
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11留学の準備/年間スケジュール留学の種類交換留学短期留学(海外研修)語学検定試験国際交流センターのプログラム奨学金/渡航手続き危機管理/留学関連情報1年間の上海への留学を経験して、自分の見る世界が広がり、人脈も沢山増え、日本にいてはできない事もたくさん経験してきました。私は2019年の3月に上海につき、上海対外経貿大学の寮に入寮しました。上海対外経貿大学は二つの校舎があり、前期は古北校舎で生活していました。古北校舎は中国人の本科生がおらず、世界中から集まった留学生で構成されています。そこで感じたことは周りの言語力の高さです。初めての留学だったため、自分の能力で通じるのか心配しましたが、みんなが流暢な中国語を使っていて、優しく受け入れてくれて私の留学生活がスタートしました。一人部屋でしたので、部屋はとても静かで勉強の環境としてはとても良かったですが、みんなと話すのが好きなので、廊下などで積極的に挨拶したり声を掛けたら、学校内と寮内の輪が一気に広がり、チャンスは自分で掴みに行くものだと感じました。また、みんなフレンドリーで楽しい生活を送ることが出来ましたし、4月頃には上海の生活にも慣れてきていました。「日中交流会」という、日本と中国の文化を交換する会にも参加しました。参加して感じたことは中国人の生徒は日本が大好きだという事です。アニメ、祭り、着物など、私たち日本人より詳しい人もいてとても感動しました。この会を通じ、多くの大学の生徒と友達になり、上海での情報交換がしやすくなりました。そして5月には学校行事の北京旅行に参加しました。北京観光をして中国はほんとに広いと思いました。なぜなら、上海と北京の景色が全く違っていたからです。観光客は外国人よりも現地の方が多いと感じました。歴史的建造物や文化遺産はどれもスケールが大きくて魅力的でした。後期は、もう一つの松江キャンパスへ行くことになりました。留学生のクラスに入り前期とは違うメンバーで生活することになります。後期は専門科目も増え、授業時間も前期より長く大変でしたが、前期で知り合った友達や後期で新しく出会った友達に支えられ乗り越えることが出来ました。文化祭もとても印象的でした。世界各国の文化を交流するお祭りで、民族衣装や料理はいまだに私の記憶に残っています。留学中は沢山の試練がありますが、それらはすべて自分を成長させるものであり苦ではありませんでした。留学を迷っている方はチャンスがあればぜひ掴みましょう。日本にとどまることなく、自分の世界観を広げに外国へ出かけてみましょう。貴重な想い出にも、いい経験にもなると思います。少なくとも、私にとっては人生の忘れられない1ページになりました。中国 | 上海対外経貿大学 [3年次留学] 水戸部 雄也21世紀アジア学部21世紀アジア学科●ミャンマー ヤンゴン大学への交換留学に、行った方が良いと思います。将来ミャンマーと関連する何かをしたいと考えている人はもちろんのこと、今はまだ将来何をしていいのかわからない人でも、ミャンマーで必ず何かを見つけることができると思います。私は、留学中に知り合いの日本語学校で8週間の日本語授業を自分で考えて実施しました。さらにインターナショナルスクールでの1カ月間のインターンシップ、BARを貸し切ってミャンマー人と日本人によるDJイベント企画、ダゴン地区にある日本人のいない日本語学校でのボランティア、ダラ地区にある小学校でのアメリカ大使館でのボランティアなどを行いました。週1回開催する平成10年日本人会の企画でも最後は30人ほど集めることができました。 Draem Job Myanmarという日経人材派遣・キャリア教育の企業で学校改善プロジェクトの目標達成、Myanmar Japonという大手広告企業でのインターンシップ、4,000人超集まったmyanmar sonicでのDJ、ミャンマー国内での旅行など、さまざまなことを経験しました。(令和元年度 ヤンゴン大学 井出 舜之助)先輩たちのアドバイス留学のススメ②私は、人生で初めて外国に住み、外国人として扱われ、韓国での交換留学を経験したことで精神的に強くなりました。留学する前は、韓国で生活をするということに期待感で溢れていました。ですが、実際に生活をしてみると家族が近くにいない不安感とテスト勉強のストレスによって、高熱が出てしまい救急で漢陽大学の病院に運ばれたこともありました。その時は、同室であった韓国人のお姉さんや漢陽大学の友人たち、語学堂の先生方がサポートをしてくださいました。その後も、多くの人々に日々助けられながら、自分自身も韓国での生活に慣れていき、学校外でのボランティア活動などにも積極的に参加をしていきました。最後まで留学生活を送ることができたのは、周りに心の支えとなってくれた人々がいたからだと思います。交換留学で、語学だけでなく良い人間関係も築くことができて、心から参加して良かったと思っています。帰国後には、交換留学で得た語学力とチャレンジ精神を活かしたいと思い、夢の一つであった空港での仕事に応募をしたところ、語学力とコミュニケーション能力を評価していただいて、空港で働くことになりました。日本に来る韓国人の方々に最高のおもてなしをするには、語学が必須となってきます。韓国語をビジネスで使うことが無かったので、留学をしている時よりも更に一生懸命韓国語の勉強に励んでいきたいと思います。韓国 | 漢陽大学校[3年次留学] 洞口 さき21世紀アジア学部21世紀アジア学科

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