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2020年01月29日

エジプトの医療従事者10人が本学防災総研で病院前救急医療の指導法を学んでいます

日本とエジプト政府間で2016年に締結された「エジプト・日本教育パートナーシップ」に基づき、本学では昨年度に引き続きエジプトの救急医療の現場に従事する研修生10人が1月13日から約8週間、本学多摩キャンパスで防災・救急救助総合研究所(防災総研)や体育学部スポーツ医科学科の教員らから「病院前救急医療の指導法」を学んでいます。

 

今年度の研修生は救急救命士で、同12日に来日し、13日に本学多摩キャンパスで行われた開講式に出席。同28日には、多摩キャンパスの教室・実習棟で気道確保に関する実習を受けました。

実習には体育学部の田中秀治教授が講師、防災総研の教職員や学生らがサポートし、田中教授らの指導は通訳者によってアラビア語に訳され、研修生らに伝えられました。救助実習は、研修生らが傷病者の救助とそれを別の研修生が評価する側に分かれて行われ、救助完了後互いにフィードバックをしていました。

研修生10人のリーダーであるナイームさんは、本学での研修について「すごく充実した日々を送っている。バランスのとれたスケジュールが組まれ、先生方も素晴らしい」と述べ、「エジプトには日本のような最先端の医療器具はないが、あるものを工夫して傷病者を救助したい。また、国士舘で学んだ内容をエジプトに広めていきたい」と帰国後の活動を見据えました。

研修生らは3月6日に修了式を迎え、同日に帰国する予定です。

 

「エジプト・日本教育パートナーシップ」は、エジプトで急務となっている教育・保健分野の人材育成の推進を目的に締結されたもので、2018年に本学の研修プログラムが採択されました。契約期間は4年間で、エジプトの救急医療従事者を毎年10人ずつ受け入れ、8週間にわたり本学多摩キャンパスや都内の関連施設で実習などを行い、プログラム終了後は「修了証」を授与します。

  • 実習の様子実習の様子
  • 研修生らに指導する田中教授研修生らに指導する田中教授
  • 医療器具の説明を聞く研修生ら医療器具の説明を聞く研修生ら
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