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2014年11月29日

文学部人文学会がシンポジウム「日本人の心と絆-思想的、社会的、地理的視点から」を開催しました

本学文学部人文学会は11月22日、世田谷キャンパス34号館B301教室で、「日本人の心と絆-思想的、社会的、地理的視点から」をテーマに、シンポジウムを開催しました。本学会では一つのテーマについて複数の学問領域から討議することで、研究の進歩・発展・連携協力を促進し、その成果の活用を図ることを目的として毎年このようなシンポジウムを開催しています。

まず、倫理学専攻の吉原裕一講師が思想的視点から、「武士道を成り立たせるもの」と題して講演しました。吉原教授は、「武士道は『主従の契』という倫理思想を家来の側が構築し、自らの生と死のよりどころとすることで実現するもの」と述べ、「人と人との絆は、自分と他者との間柄を自覚することによる倫理思想である」との見解を示しました。

初等教育専攻の鈴木江理子准教授は社会的視点から、「多文化化する日本の現在」と題し、日本に定住化する外国人の増加について、新規入国者数、在留外国人の増加と国籍の多様化、日本に向かう人の流れの不可避的な拡大傾向を数字で示しました。また、「エスニック・ショップやエスニック・イベント、宗教施設が増加し、外国人が母国の生活を楽しみ情報交換を行う場となっている」と話し、前回の国勢調査では、27か国の言語を使うなどの多言語化している現況を紹介。これらに対応するためには「多文化を受け入れる教育が必要」と講演しました。

地理・環境専攻の宮地忠幸准教授は地理的視点から、「日本の農村における地域づくりの新たな潮流」をテーマに、宮崎県綾町の事例を紹介。宮地准教授は講演で、「地域活性化」から「地域づくり」という用語が使われ始め、これからは経済のみならず、文化、景観なども含めた総合性・革新性が必要と述べ、「人口減少を前提とした新しい社会の仕組みの構築には、交流の価値を見直していく必要がある」と解説しました。また、支え合うことによる新しい地域経済、社会の創造、連帯がどこでどのように生まれているかが研究課題となると結びました。

司会を務めた考古・日本史学専攻の勝田政治教授は「複数の学問領域から統一テーマで研究することができるのは、文学部ならでは。それぞれが刺激し合って教育研究のより一層の進展を期したい」と締めくくりました。

聴講者からの質問に応じる3人(左から宮地准教授、鈴木准教授、吉原講師)
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