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中国語・中国文学専攻
21世紀に入り、中国は急速な経済成長を遂げ、国内総生産(GDP)の伸び率がついに10.7%に達し、日本を抜いて世界第2位の経済大国に成長しました。経済の他、スポーツ、芸術、情報メデイアも発達し、世界に進出し始めています。張艺謀監督のオペラ『秦の始皇帝』はアメリカで上演され、全米で話題を呼んでいます。中国人監督による日中韓台合作映画「レッドクリフ」は日本でも大成功をおさめています。いまや中国は「目覚めるドラゴン」と言われています。かつての古代文明大国中国が再び躍動し始めました。では、その原動力はどこにあるのでしょうか。それはまさに4000年の歴史をもつ文明と叡智が底力となって働いているといえましょう。この底力が現代科学、思想、技術と結合し、次々と新しいアイデアを生み出します。従って、私たちが中国の文化を極めることは、すなわち中国の知的エネルギーの源を極めることになります。
国士舘大学は創立以来、武道、国語、漢文をその教育の中心に据えてきました。そうした伝統を継承し、1966年に文学部が設立されており、「漢学専攻」として本専攻が誕生し、今日まで40年以上の歴史をもっています。私たち日本人は、古代中国に発生した漢字を用いて、ことばを豊かにしてきました。漢学とは、中国に発達した文化を研究する学問です。哲学思想・文学・歴史・語学・芸術、さらには日本漢文学等の各分野をも網羅する、わが国の伝統的な学問分野です。いまやこの伝統ある学問分野は、急成長する中国の知的原動力を探求するために、更に重要な意味をもつようになります。言語、思想、文芸、歴史と多方面に中国を研究する過程で、私たちはまた自分自身、日本文化そのものを再認識し、再発見することでしょう。私たちは、元気のある隣人を味方につけ、学び取り、自分を強く、大きくすることができます。現在と過去のつながりを明らかにし、更に未来を展望し、豊かな人材を育成して行こうと考えています。
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