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日本文学・文化専攻は、みなさんが高校までに親しんできた「国語」の学びをさらに深め、日本のことばや古代から今日までの日本文学、それらに関連する日本文化を、さらに広く深く学び、研究してもらうことを目標とする専攻です。

みなさんは、家族との何気ない会話や友達とメールのやり取り、さらには好きな歌の歌詞やアニメの登場人物のちょっとしたセリフのなかに、ことばの力や面白さを感じる瞬間がありませんか。ことばは、空気のようにあまりに身近すぎてその有難味に気がつきにくいものです。でも、そんな瞬間に、ことばは、ほかの人の思いを理解したり、自分の気持ちを伝えたり、私たちが生きていくうえでかけがえのない存在なんだ、と実感しませんか。おおざっぱに「ことば」といいましたが、ここで私が申しあげたいのは、私たちがお互いに気持ちを伝えあい表現する喜びこそ、生きる喜びそのものだということです。したがって、表現は、生きることと同じぐらい深くて豊かな広がりを持っています。

私たちの専攻では、みなさんに日本語学・文学・文化についての基本的な知識を習得してもらうのと並行して日本語・各時代の日本文学・日本文化の諸現象にじっさいに触れてもらいます。たとえば日本文学の原典に実際に触れることの意義は、それが長い時を経て凝縮され、私たちの「ことば」として共有してきた表現のエッセンスといえるからです。過去の遺物と侮ること勿れ、みなさんはそうした作品に触れることで現代を生きる私たちと同じくらい、いや、それ以上に精一杯充実した人生を生きた先人たちの表現に出会うことでしょう。表現は文字言語や音声言語にとどまるものではありません。伝統芸能から現代にいたるまで、絵巻や能、歌舞伎、映画のように美術や音楽、舞踊、映像など、他の表現媒体と密接に結びついた複合的な表現が存在します。たとえば書道の実習を体験することによって、文字を書くこと自体が表現であるような世界が存在することに改めて目を開かれる人もいるでしょう。

歴史的にいって、日本の文化は、他国のことばや文化にとても敏感な文化だったのではないでしょうか。外部の文化を翻訳・変形しながら取り入れ、独自に洗練することで、いまや発信するに値するグローバルな流通性を持つに至っているように思います。しかし、私たち自身の自文化像と外部の文化の日本文化像にはかなりのズレがあるのではないでしょうか。今後、みなさんは、ますます外部からの視点によって自文化を見る目を養う必要が増してくるでしょう。それには多様な知識とアプローチを身につけ、それを創造的に活用していく力が求められます。本専攻ではそうした要請にこたえて、日本文学の専門的な学習を身につけた上で、周辺の学問領域にいたるまで、みなさんのそれぞれの興味や関心に応じて自由に学ぶことができます。未来の新しい文化は、単に過去の知識の集積ではなく、その創造的な組み換えによって切り開かれるのです。みなさんの大胆で創造的な学びを期待しています。

プロフィール
田代 真(たしろ まこと)
早稲田大学 文学部 卒業
早稲田大学大学院文学研究科 修士課程修了
国士舘大学 文学部 文学科 日本文学・文化専攻 教授
<主要所属学会>
  • 国際浮世絵学会
  • 日本近世文学会
<専門分野>
  • 日本近世文学 
<担当科目>
  • 日本近世文学・文化論A・B 
  • 日本文学史ⅡB(近世) 
  • 日本文学・文化演習Ⅰ・Ⅱ他 

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