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考古・日本史学専攻
歴史は資料に基づいて考察されるものです。その資料には、文献資料である新聞、雑誌を含めた過去の文字記録、画像資料である写真とその他の映像記録及び絵画や地図、地中に埋没した遺構、遺物などの考古資料、地域にのこる伝承と習俗等あります。これらの物的証拠から的確な情報を読み取り過去の社会と出来事を考証し、それぞれの時代を体系付け復元する。そこから自己を含めた未来社会をえがくのが歴史学だと思います。
考古・日本史学専攻では研究方法として大きく2つの軸のもとに取り組んでいます。一つは遺跡・遺物を中心とした分野から歴史を考えていこうとする考古学、もう一方は古文書や古記録といった文献から歴史を見ようという文献史学を中心とした分野です。本専攻が指導方針として特に重視している点は史料に直接触れる機会を多く心がけていることです。そのため入学後早い時期からこれができるカリキュラムとなっています。
たとえば考古学の分野では1~4年次まで「考古学実習」を開講しています。実習はおもに夏休み、春休みの長期休暇が中心になりますが2ヶ月程度実施されます。場所は近隣県の市・町・村での発掘調査と、それ以外に学内での出土遺物整理などが中心になります。もちろん実習は選択科目であります。文献史学の方でも「史料学実習」が用意されており、やはり夏期休暇を中心に各地域での史料調査を実施しています。このほか授業とは別に学生同士の研究会活動もあります。このように考古学、文献史学ともに多くの史料に触れることができる体制の組まれているのが本専攻のおおきな特徴の一つでもあります。
本専攻は昭和41(1966)年文学部開設とともに創設されました。当時は「国史学専攻」として出発しましたが、平成16(2004)年新カリキュラムのもと名称を「考古・日本史学専攻」と改めました。このときよりセメスター制(春期・秋期の学期制)を導入し授業に多彩な内容を取り入れ、多くの学生に履修していただけるようスタッフ一同努力しております。
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