文学部創設50周年記念パンフレット
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ー16ー この10年での最大のニュースは、2008年都立明正高校の跡地に、梅ヶ丘校舎が新しく建設されたことでしょう。1977年から続いた1・2年は鶴川キャンパス、3・4年は世田谷キャンパスという分裂状態は20年ぶりに解消され、文学部の授業がすべて世田谷キャンパスで行われるようになりました。「多摩川を渡る(無事に3年に進級)」や「鶴バック(1・2年で取り残した単位を週に数回鶴川校舎で受ける)」といった国士舘独特の隠語もなくなりました。もうひとつの大きな変化は、少子化に伴う大学入学者人口の減少を受けて、学部改革が加速したことです。2015年には専攻別入試を学科入試に改め、文学部の3学科制がより強調されることになりました。一方世の中では、猛暑・洪水・豪雪と毎年のように異常気象が続くようになり、2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原発の事故は、今に至るまで大きな爪痕を残しています。Ⅴ. 50年目を迎え、そしてこれから…2006Ⅴ50年|2015を迎えそ

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