文学部創設50周年記念パンフレット
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ー11ー1996|2005 この時期に世田谷校舎が大きく様変わりしました。1996年に10号館の全面改修が実施され、1998年創立80周年事業として中央図書館と体育・武道館が竣工しました。相部屋だった文学部教員の研究室はほぼ個室となり、プロジェクタなどの教室設備も整備されていきました。2002年には1号館と建学の森が整備され外塀がすべて撤去、閉鎖的な大学のイメージを払拭しました。1号館食堂を地域住民にも開放するなど、地域に開かれた国士舘のイメージを積極的に広げていくことになります。2001年には大学院人文科学研究科修士課程が、2003年には博士課程も開設されました。この時期の最も大きなニュースは2001年9月に起きたアメリカ同時多発テロでしょう。この事件を契機に世界は泥沼の民族紛争の時代へと迷走していきました。また、いわゆる「ゆとり教育」により児童生徒の学力低下が、その後問題視されることになりました。Ⅳ.変わる世田谷キャンパス

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