大学院案内ガイドブック2024
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Teacher introduction教員紹介Teacher introduction教員紹介救急システム研究科羽田 克彦*HATA Katsuhiko担当科目/救急実験研究特論、救急実験研究演習、救急倫理・統計・プレゼンテーション演習Ⅰ・Ⅱ主な経歴学歴:島根医科大学(現在の島根大)医学部卒業後、千葉大院で医学博士、東京理科大で物理学修士を取得。職歴:学振研究員(DC2, PD)、大阪大医助教、同特任講師、数理医科学研究センター主任研究員、2017年4月より現職。主な著書・論文2013 Biochem. Biophys. Res. Commun.430,604-609, 2011 EMBO J. 30, 2920-2933.,2011 Cell Death Dis.2,e175.2011 Biochem. Biophys. Res. Commun.405,697-702.2009 J.Cell Biol.184,737-750.2007 Brain Res. 1186, 74-86.2006 J.Cell Biol.173,47-58.研究テーマメインテーマは中枢神経(脳や脊髄)疾患の治療や再生につながる研究ですが、数理医学全般に関する研究も行っています。Message研究者にとって一番大事なのは、やる気です。学部までの成績はあまり関係ありません。意欲的な学生さんはウェルカムです。一緒に頑張りましょう。髙橋 宏幸*TAKAHASHI Hiroyuki担当科目/救急倫理・統計・プレゼンテーション演習Ⅰ・Ⅱ2004年国士舘大学体育学部卒業、2006年私立国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科修了、同年より国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科にて大学院助手、2013年国士舘大学体育学部助教、2016年同講師、2019年同准教授救急救命士のための想定訓練シナリオ集第2版(晴れ書房2021)新訂第2版救急処置スキルブック 上・下巻(晴れ書房2022)Does dispatcher-assisted CPR generate the same outcomes as spontaneously delivered bystander CPR in japan?(The American Journal of Emergency Medicine.Vol 36,issue 3,Mar.20218;384-391)研究テーマ病院前救急医学、蘇生学、救急医学教育、シミュレーション学、コミュニケーション学、外傷学、Message病態を考え教育に生かす方法や様々なシミュレーションから現場を検討し、救急活動の理想を追求していく教育を展開していきます。一緒に病院前救急医学教育を研究していきましょう。主な経歴主な著書・論文津波古 憲 TSUHAKO Ken担当科目/臨床神経学演習(ISLS,PSLSを含む)主な経歴2008年国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科修了、同年川崎市消防局入局、2018年国士舘大学防災・救急救助総合研究所助教、2021年同大学体育学部スポーツ医科学科講師、現在に至る。主な著書・論文救急救命士のためのHow to学会発表あなたにもできる!症例報告の作成・発表から投稿論文まで(2022年),想定訓練における救急隊と消防隊の胸骨圧迫の質の比較検討について,日本救急医学会関東地方会雑誌(2017年)研究テーマ病院前救急救命学、カンボジアにおける病院前救急医療体制の構築Message現場活動で感じている身近な疑問点や問題、課題について、多角的な視点から研究・調査をしていきましょう。皆さんと一緒に病院前救急医療体制について考え、研究ができることを楽しみにしています。中林 啓修 NAKABAYASHI Hironobu担当科目/災害メディア・危機管理特論慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程修了後、独立系シンクタンク等を経て、沖縄県知事公室地域安全政策課、阪神淡路大震災記念人と防災未来センター勤務。令和2年4月より現職。◦中林啓修、辻岡綾「退職自衛官の自治体防災関係部局への在職状況と課題」、『地域安全学会論文集No.31』、平成29年11月。◦中林啓修「武力攻撃事態における国民保護に関する制度運用の全体像と課題」、武田康裕編著『論究日本の危機管理体制』(芙蓉書房出版)、令和2年4月。◦中林啓修「平成30年7月豪雨での災害派遣をめぐる自治体と自衛隊との連携に関する研究」、『災害情報』No.18-2、令和2年7月。研究テーマ自治体における災害対応・危機管理(特に災害対策本部の運営、自衛隊等関係機関との連携、国民保護)Message防災や危機管理を学ぶことは、知識の獲得と共に、感性や人間としての幅を磨く営みでもあります。皆さんと学びあえることを楽しみにしております。主な経歴主な著書・論文田久 浩志*TAKYU Hiroshi担当科目/救急業務統計・情報処理特論、救急倫理・統計・プレゼンテーション演習Ⅰ・Ⅱ、データサイエンス特論Ⅰ・Ⅱ、救急インターンシップ主な経歴1980年慶應義塾大学工学研究科卒、産業医科大学医学部、東海大学医学部、東邦大学医学部、中部学院大学リハビリテーション学部等を経て、2013年より国士舘大学体育学部スポーツ医科学科、救急システム研究科教授主な著書・論文マンガでわかるナースの統計学(オーム社)、よくわかるウツタイン統計データ解析早分かり(永井書店)、Excelで学ぶやさしい統計学(オーム社)、若年献血者増加のための非献血者の意識構造の研究(血液事業 Vol.29 No.4)研究テーマ院外心肺停止患者の統計学的解析、救急医学教育、保健医療福祉におけるマーケティングリサーチMessage大学院の研究といっても、現場の業務の改善の延長です。難しく考えずに気楽に研究に取り組んで、少しだけ現場に役立つ結果を求めましょう。大学院の教員が皆さんの活動をお手伝いします。田中 秀治*TANAKA Hideharu担当科目/蘇生学特論、救急倫理・統計・プレゼンテーション演習Ⅰ・Ⅱ、救急救命処置技術・演習Ⅰ・Ⅱ1983年杏林大学医学部卒、1987年杏林大学院医学研究科外科系救急医学修了医学博士、1987年杏林大学医学部救急医学助手、同救命救急センター病棟医長、1992年同講師、1999年同助教授、2001年国士舘大学体育学部スポーツ医科学科救急医学教授、2010年救急システム研究科教授、2016年同研究科長Clinical eects of micafungin, a novel echinocandin antifungal agent, on systemic fungal infections in surgery, emergency, and intensive-care medicine:evaluation using the AKOTT algorism J infect Chemother, 15:219-227 2009“Nationwide Public-Access Defibrillation in Japan”, The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE, 326;11:994-1004 2010研究テーマ病院前救急医学、蘇生学、救急医学教育、シミュレーション学、コミュニケーション学、外傷学、救急医学、熱傷学Message病院前救急医学(EMS)の領域は、世界から注目をあびている新しい分野です。日本中でも名だたる教授陣と豊富なシミュレーション教育資機材と研究グループが皆さんを待っています。どうぞ、大学院教育を大いに楽しんでください。主な経歴主な著書・論文担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。80

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