大学院案内ガイドブック2024
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78カリキュラム救急救命システム専攻博士課程(救急救命システム専攻)授業科目担当教員共通救急システム特別研究田中 秀治医療倫理特別研究島崎 修次救急医療分野救急医療体制システム特別研究田中 秀治救急医療体制システム特別演習Ⅰ救急医療体制システム特別演習Ⅱ救急医療体制システム特別演習Ⅲ救急外傷学特別研究髙橋 宏幸救急外傷学特別演習Ⅰ救急外傷学特別演習Ⅱ救急外傷学特別演習Ⅲ救急症候・疾病学特別研究櫻井  勝救急症候・疾病学特別演習Ⅰ救急症候・疾病学特別演習Ⅱ救急症候・疾病学特別演習Ⅲ救急鑑別診断学特別研究牧   亮救急鑑別診断学特別演習Ⅰ救急鑑別診断学特別演習Ⅱ救急鑑別診断学特別演習Ⅲデータサイエンス分野救急・蘇生統計学特別研究田久 浩志羽田 克彦齋藤 大蔵救急・蘇生統計学特別演習Ⅰ救急・蘇生統計学特別演習Ⅱ救急・蘇生統計学特別演習Ⅲ災害医療・防災危機管理マネージメント分野災害・防災危機管理システム特別研究杉本 勝彦災害・防災危機管理システム特別演習Ⅰ災害・防災危機管理システム特別演習Ⅱ災害・防災危機管理システム特別演習Ⅲ救急医療政策特別研究救急医療政策特別演習Ⅰ救急医療政策特別演習Ⅱ救急医療政策特別演習Ⅲ先輩からのメッセージ 私は、国士舘大学体育学部スポーツ医科学科を卒業し、その後、本大学院に進学しました。学部入学時は、消防機関や医療機関への就職を考えていましたが、日々、病院前救急医療分野について実習・座学を通して学ぶ中で、救急救命処置のエビデンス・システムの構築や教育に興味を持ちました。そして、将来、病院前救急医療分野の研究・教育に深く関われる人材になるため、本大学院の救急システム研究科が一番の近道ではないかと考え、大学院への進学を決意しました。 本研究科では、臨床・教育・研究を3つの柱とし、病院前救急医療分野の最先端で勉学に励むことが出来ます。講義では、病院前救急医療体制の普及のみならず、防災などといった様々な分野の先生方から専門性の高い医療知識や教育方法学、医療統計学を学んでいます。講義は、修士課程1年コースに進学された現役の消防士のかたなどを含む学生と先生での少人数制で実施されるため、より現実的かつ建設的なディスカッションができ知識のみならず、主体性やプレゼンテーション能力を身に着けることが出来ます。臨床面では、東京マラソンなどといった大規模マラソンイベントの救護や、救急指定病院での病院実習、また日本国内のみならず海外実習を通して、シアトルやロサンゼルス消防での同乗実習などを通し幅広く国際的な視野で学ぶことが出来ています。教育面では、主にティーチングアシスタントを通して、直接、学部生に指導する場や、学部生の授業スライド・問題作成補助をさせていただく機会があり、具体的かつ実践的な指導を受け学ぶ事が出来ています。研究面では、各専門分野の先生の指導の下、修士論文の作成に取り組んでいます。また、様々な学会への参加や発表をとおして、最新の知識や知見を学んでいます。病院前救急医療の質がより向上するよう研究科全体で研究に取り組んでいます。 このように、本研究科では大学生活では得ることのできない知識や経験を積むことが出来ます。また、多くの人との関りの中で成長を実感でき、充実した時間を過ごすことが出来ると思います。2年間、常に挑戦の連続で心身ともに疲弊することもありますが、支えてくれる仲間や先生方がたくさん在籍しています。この素晴らしい環境で一緒に病院前救急医療分野の発展に貢献していきましょう。皆様の本研究科への進学を心よりお待ちしております。大森 俊平 Omori Shumpei救急システム研究科 救急救命システム専攻 修士課程 2年 病院前救急医療分野MonTueWedThuFriSat123456救急倫理・統計・ プレゼンテーション演習Ⅰ7修士1年次時間割集中:臨床推論・救急鑑別診断特論、身体構造機能学特論、蘇生学特論、メディカルコントロール特論、救急生命・倫理特論、救護・救急ボランティア実践特論、災害メディア・危機管理特論、救急業務統計・情報処理特論、コロナリーケア特論、医療・病院管理学特論、小児救急特論、救急情報処理演習、救急救命高度スキル技術・演習Ⅰ、臨床疫学研究演習、救急教育デザイン演習、臨床神経学演習(ISLS、PSLS含む)、国内救急医療体制演習、救急救命高度スキル技術・演習Ⅱ(病院内演習)、ER・集中治療・トリアージ演習(JTASを含む)、救急救命処置技術・演習Ⅰ、救急救命処置技術・演習Ⅱ、災害外傷医学特論

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