大学院案内ガイドブック2024
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Teacher introduction教員紹介スポーツ・システム研究科担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。菊 幸一*KIKU Koichi担当科目/スポーツ社会学特論、スポーツ社会学特別研究筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学(教育学博士、1988年)。九州大学健康科学センター講師、奈良女子大学文学部助教授、筑波大学体育系教授を経て、2023年より国士舘大学体育学部特任教授、現在に至る。「現代スポーツは嘉納治五郎から何を学ぶのか」(ミネルヴァ書房、2014年)、「よくわかるスポーツ文化論改訂版」(ミネルヴァ書房、2020年)、「現代におけるスポーツと体育のプロモーション」(大修館書店、2023年)他研究テーマ近・現代スポーツの文化社会学/歴史社会学、体育・スポーツの暴力と公共性、楽しい体育論、スポーツプロモーション論、セカンドキャリア問題Message社会学的な「問い」は、個人的な常識や経験の受け止め方を、まずは「~させられている」という方向から考える特徴がある。体育やスポーツと自分との関係をそのしくみ(構造)から追究したい人は、ぜひチャレンジしてほしい。主な経歴主な著書・論文井上 誠治*INOUE Seiji担当科目/スポーツ哲学特論主な経歴オハイオ州立大学大学院体育学研究科博士課程修了後、愛媛大学教育学部講師、助教授、教授を経て、2007年より国士舘大学体育学部教授、現在に至る。主な著書・論文「体育の概念」(不昧堂出版1995年)スポーツ経験の記述の方法(体育の科学48巻10号1998年)ゴルフする身体のフィールド(体育・スポーツ哲学研究25巻2号2003年)マナーと身体教育(体育原理研究34号2004年)他研究テーマ体育・スポーツ哲学、スポーツ身体論、カリキュラム論Message体育・スポーツ哲学研究の中で、特に身体論を基盤とする研究を行っている。国内外の文献講読を通して、体育・スポーツ哲学研究における「身体と知」の問題を議論するための基本的態度について演習する。北神 正行*KITAGAMI Masayuki担当科目/スポーツ分野教職特論東京教育大学教育学部卒業、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。筑波大学助手、岡山大学教育学部講師、助教授、教授を経て、2008年4月より国士舘大学体育学部教授、現在に至る。「学校組織マネジメントとスクールリーダー」(学文社、2007)、「スクールリーダーの原点」(金子書房、2009年)、「『つながり』で創る学校経営」(ぎょうせい、2011)他研究テーマ教師の専門性に関する研究、スクールリーダーに関する研究、学校組織マネジメントに関する研究Message学校教育を担う教師の専門性や求められる力量とは何かを教育制度論や教育経営論等の観点から検討し、将来のスクールリーダーを育てて行きたいと思っている。目的意識を持った積極的な授業参加を期待したい。主な経歴主な著書・論文陳 洋明 CHIN Yomei担当科目/スポーツ教育学特論2011年国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科修了、2011年国士舘大学体育学部教務助手、2015年大阪体育大学教育学部講師、2017年国士舘大学にて博士(体育科学)取得、2021年国士舘大学体育学部講師 現在に至る体育科教育学入門[三訂版](岡出美則・友添秀則・岩田靖編著、大修館書店、2021年)、小学校体育の走り幅跳びにおける目標設定の方法を明確にした授業づくりに関する研究(スポーツ教育学研究39巻第1号、2019年)研究テーマ体育科・保健体育科における授業づくり(教材・教具開発、指導方法の検討)に関する研究Message体育科教育学における様々な研究手法を用いながら、「よい体育授業」を探究していきます。子どもたちに運動・スポーツの楽しさを伝えられる指導者を目指して共に頑張りましょう。主な経歴主な著書・論文永吉 英記 NAGAYOSHI Hideki担当科目/スポーツレクリエーション特論主な経歴1999年山梨大学大学院 教育学研究科修士課程修了、2001年国士舘大学大学院 スポーツ・システム研究科助手、2008年多摩市教育委員会、2010年国士舘大学 体育学部 こどもスポーツ教育学科 講師、准教授を経て、2021年より教授、現在に至る。主な著書・論文「幼児キャンプ -森の体験-」(春風社、2001年)、「体育・スポーツ系大学生のための論文・レポートの書き方」(アイ・オー・エム、2003年)、「キャンプ指導者入門」(社団法人日本キャンプ協会、2006年)、「北方圏における生涯スポーツ社会の構築」(響文社、2010年)、「冒険教育の理論と実践」(杏林書院、2014年)研究テーマ野外活動と心身の健康、野外教育の教育的効果、野外教育の指導法、学校教育と野外教育、などMessage自然・人・社会について、多面的・多角的な見方が出来るようになることは、研究を進めていく時、研究を実社会で活かしていく時には重要になってきます。講義では、野外レクリエーションに焦点を当て進めていきます。この講義での学びを通じて、自然と人と社会の関係理解を深め、様々な課題・問題点等も明らかにして、それぞれの研究に活かしてもらいたい。田原 淳子*TAHARA Junko担当科目/スポーツ史特論主な経歴中京大学大学院体育学研究科博士後期課程修了後、中京女子大学体育学部専任講師、中京女子大学健康科学部助教授を経て、2006年国士舘大学体育学部助教授、2007年より准教授、2009年より教授、現在に至る。「スポーツの政治学」(池田勝・守能信次編,杏林書院1999年)、「体育・スポーツ史概論」(木村吉次編,市村出版2001年)、「スポーツ・ジェンダー学への招待」(飯田貴子・井谷惠子編,明石書店2004年)、「ポケット版オリンピック事典」(日本オリンピック・アカデミー編、楽2008年)研究テーマ近代オリンピック史、オリンピズム、オリンピック・ムーブメント、オリンピック教育、スポーツ・ジェンダー論Message人間とスポーツの歩みを多彩な史料を基に検証しながら、オリンピックの将来やスポーツ界の未来を語り、ヴィジョンを描く。学術的な営みを通じて諸問題の解決について追究してみたいと考える院生と研究活動ができることを期待している。主な著書・論文スポーツ・システム研究科69スポーツ教育コース研究指導担当教員講義担当教員

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