大学院案内ガイドブック2019
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Teacher introduction教員紹介グローバルアジア研究科担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。高橋 伸子 TAKAHASHI Nobuko担当科目/アカウンティング研究、アジアビジネス演習Ⅰ〜Ⅳ和光大学人文学部卒業後、企業等で企業分析、会計業務担当。98年札幌大学女子短期大学部専任講師、翌年助教授、05年教授。04年青山学院大学博士課程修了。アメリカ公認会計士(U.S.C.P.A) 博士(国際経営)『年金・退職金の改革ができる本』(共著、同文舘出版、2002年)、「日本建設産業の特質」(園田英弘編『欠如・逆欠如の観点から見た日本の生活文化』思文閣出版、2005年)、「業種別会計の形成期」(『会計史学会年報』23号、2005年)研究テーマ中央銀行の会計、明治の会計制度創成期の実務への影響Message会計を情報として捉え、必要に応じて使えるようになれば、現代社会ではどのような社会的立場においても武器になる。会計研究の面白さを実感しつつ、企業会計とは何かというテーマを一緒に追求していきたい。主な経歴主な著書・論文栗原 通世 KURIHARA Michiyo担当科目/日本語教育研究Ⅰ、日本語教育演習1〜4、他東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科助手、同助教。国士舘大学21世紀アジア学部専任講師、准教授。栗原通世(2015)「聴き取り易さが異なる無意味語中長母音の知覚判断の特徴」『文化』79(1・2)栗原通世・助川泰彦(2008)「フィンランド人・韓国人・中国人日本語学習者による母音長短の範疇知覚化」『東北大学大学院文学研究科研究年報』57研究テーマ特殊拍を中心とした日本語音声の習得研究Message日本語教員には日本語そのものや言語教授法をはじめ、広範にわたる知識が求められます。大学院での講義や演習を通して、それらの知識を学び、実践力を鍛え、様々な学習者に対応できる力をつけていただければと思います。主な経歴主な著書・論文佐藤 研一 SATOH Kenichi担当科目/「異文化コミュニケーション」及び海外で実施する授業の運営など大阪大学大学院博士課程前期修了、後期単位取得。国士舘大学アジア・日本研究センターなどを経て、現在に至る。この間、国士舘大学国際交流センター副センター長(国際交流担当)などをつとめる。共著書に『21世紀アジア学』(成文堂刊)。論文に「文化の多様性」「寛容と権利」「環境問題における『文明』」。研究テーマ文化理論(異文化コミュニケーションを含む)、デザイン人類学、グローバル化とライフスタイルなどMessage「常識」から自立すること。これが、この大学院で学ぶことのゴールのひとつだと思います。そうしたゴールに到達するお手伝いがわずかでもできればと思っています。主な経歴主な著書・論文ジンベルグ ヤコブ*ZINBERG Yakov担当科目/地域研究演習Ⅰ~Ⅵ、地域研究講義C1973年レニングラード国立大学東洋学部日本科卒業(旧ソ連)、1981年プリンストン大学(米国) 大学院東アジア学科修士号取得、同大学院同学科博士課程単位取得、2002年国士舘大学21世紀アジア学部助教授、2007年から教授。「ソ連北方領土政策とサハリン・シンドローム-1990年エリツィン地方訪問をめぐって」(ソ連研究誌)、『ロシアの混沌状況と対日領土問題』(The Pacic Review誌)、『サブナショナル外交:日本対サハリン』(Journal of Borderlands Studies誌)ほか研究テーマ冷戦後における世界政治Message冷戦後の世界政治の現実をみながら、新たな世界政治経済の再編についての進捗状況やポスト冷戦期におけるパワーポリティクスという、かつての世界政治のキーワードが機能しつづけているのかなどについて考えてみたい。主な経歴主な著書・論文邢 志強 XING Zhiqiang担当科目/日本語教育演習1~4、対照言語研究、グローバル化と日本語教育(修士課程)大連外国語大学日本語学部卒、北京日本語研修センター終了。1985年北海学園大学留学、1992年より北海商科大学講師、助教授を経て2002年より国士舘大学21世紀アジア学部教授。日中対照言語学会理事。『日本語表現の研究』(単著)、『中日・日中学習辞典』(共編)、『日本と中国ことばの梯』(共著)、『留学生を日本の宝物と扱おう』(単著)他多数。なお、130編余りの論文などを発表している。研究テーマ日本語文法論、日中対照言語研究Message21世紀において、グローバル化が一層進んでいく中で、頭脳で勝負できる人材を育てていくためには、色々な工夫が必要だと思っており、それはまた、今後の大学教育における大きな課題でもあると思っている。主な経歴主な著書・論文榊原 一也 SAKAKIBARA Kazuya担当科目/グローバルビジネス研究主な経歴2013年,中央大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。千葉商科大学商経学部非常勤講師,共立女子大学文芸学部非常勤講師,中央大学商学部兼任講師を経て2014年より国士舘大学21世紀アジア学部講師、2017年より准教授。主な著書・論文①『事業撤退のダイナミズム-創造的撤退と適応的撤退の連鎖-』博士論文(中央大学),2013年。②「組織の戦略化プロセス-知識体系の転換とダイナミック・ケイパビリティの一考察-」中央大学 商学研究会『商学論纂』第53巻第3・4号,2012年。③「事業撤退における「認知バイアス」の克服-事業撤退基準による組織的慣性の軽減-」日本危機管理学会『危機管理研究』第19号,2011年。④「事業撤退における創造的適応-「創造的撤退」プロセスの解明-」中央大学企業研究所『企業研究』第16号,2010年,⑤共著(謝凱雯)「日本服飾零售業「UNIQLO」,「MUJI」,「SHIMAMURA」創新經營模式」『商管科技季刊』第14巻2号,2013年⑥「事業撤退のダイナミックス-キヤノン株式会社を事例として-」経営学論集,2014年、など。研究テーマ戦略的事業撤退に関する研究(事業撤退におけるダイナミック・ケイパビリティや戦略形成プロセスなど)Messageこれまで経営戦略論(特に全社的戦略)の中の「事業撤退」に興味を持ち,研究を続けてきました。経営学の知識を身につけていく中で自分のテーマや研究を深耕していけるよう共に頑張りましょう。88

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