大学院案内ガイドブック2019
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担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。Teacher introduction教員紹介教育学専攻千葉 昇 CHIBA Noboru担当科目/教職研究特論9(総合学習)主な経歴東京学芸大学卒、東京都教員を経て東京学芸大学附属大泉小学校教諭・教頭・副校長を勤め、文科省指定研究開発学校で総合的学習を2期6年に渡って指導。平成21年度より本学文学部教育学科初等教育専攻で、教育臨床を軸に指導。主な著書・論文小学校に於ける総合的学習のカリキュラムデザイン(国士舘大学人文学会紀要)「体験と交流でつくる総合」巻1~6ポプラ社、「人物や文化遺産で読み解く日本の歴史」巻1~7あかね書房他、20年以上に渡って社会科教科書編集に関わる。研究テーマ社会科教育・総合的学習の教育実践研究、カリキュラム研究、教師教育。Message子どもが本来の問題解決を取り戻し、現代的課題に自ら立ち向かう実践力を身につける総合的学習について、講義と実践演習を通して追究していきましょう。西野 泰広*NISHINO Yasuhiro担当科目/教育学演習7(発達心理学)、教育学特論7(発達心理学)、心理学特別研究講義、心理学特別研究演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ主な経歴S53年 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得満期退学H09年 文京学院大学・同大学院 合教授H14年 国士舘大学・同大学院 合教授、現在人文科学研究科委員長主な著書・論文こころの科学 編著 H14年 東洋経済新報社、発達研究の技法 編著 H12年 福村出版、PDS機能から見た良いスポーツチームの心理特性 共著 H18年 国士舘大学教育学論叢24, 25-48、PDS機能から見たやる気尺度(PDS-Mスケール)の開発 単著 H14年 国士舘大学教育学論叢20, 92-114、母子関係と自己制御行動の発達 単著 H12年 発達と医学 Vol.1-3 333-344、幼児の自己制御機能と母親のしつけのタイプ 単著 H2年 発達心理学研究 Vol.1 49-58研究テーマreciprocal PDS interaction モデルの提唱者として、自己制御機能の発達研究やスポーツチームのコーチング研究の分野で実証的研究を行っている。Message「E気持ちE学習」をモットーに研究を楽しんで欲しい。自分が変わる、相手も変わる、そんな心理学研究の醍醐味を体験して欲しい。堀井 雅道 HORII Masamichi担当科目/教育学演習4(教育行政学)、教育学特論3 (学校経営論)主な経歴早稲田大学大学院博士課程(教育学専攻)単位取得退学。立正大学、東洋大学、工学院大学、早稲田大学等の非常勤講師を経て、現在、国士舘大学専任講師及び法政大学兼任講師。主な著書・論文著書に『学校安全ハンドブック』(喜多明人共著)、『現代学校改革と子どもの参加の権利』、『解説学校安全基準』。論文に「『いじめ防止対策推進法』の立法意義と課題」「東日本大震災の教訓化に向けた『学校安全』の課題」等。研究テーマ学校における安全・危機管理論、子どもの権利論、教育法制論。Message今日、教育法制度がめまぐるしく変わりつつあります。このような教育法制度の理論上及び実践上の課題について検討していきます。菱刈 晃夫*HISHIKARI Teruo担当科目/教育学演習1(教育哲学・教育思想)、教育学特論2(西洋教育史)、教育思想特別研究主な経歴京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都大学博士(教育学)。同志社大学文学部講師を経て、現在、国士舘大学文学部教授。早稲田大学、東京神学大学、立教大学大学院兼任講師。主な著書・論文『ルターとメランヒトンの教育思想研究序説』(溪水社、2001年)。『近代教育思想の源流』(成文堂、2005年)、『からだで感じるモラリティ』(成文堂、2011年)、『習慣の教育学』(知泉書館、2013年)他多数。研究テーマ宗教改革時代ドイツの教育思想(とくにメランヒトン)。モラルセンスを育む道徳教育と特別活動など。Message大学、とくに大学院での勉強は、自分で見つけたテーマをとことん探究する、スリリングな過程です。限られた時間、大いにのびのびと勉強しましょう。ただし、就職状況はかなり厳しいことを、覚悟しておきましょう。武藤 拓也 MUTO Takuya担当科目/教職研究演習2(教育実践研究 社会科・公民科)、教職研究特論4(社会科教育・公民科教育)主な経歴北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。鹿児島短期大学児童教育学科専任講師、同助教授、鹿児島国際大学福祉社会学部児童学科准教授を経て、平成20年4月より国士舘大学文学部教育学科教育学専攻に勤務。主な著書・論文『歴史教育五〇年のあゆみと課題』(共著、未來社、1997)、『<新版>社会・地歴・公民科教育法』(共著、学文社、2009)、「青年学校における修身及公民科(1)-(6)」(単著、『鹿児島国際大学福祉社会学部論集』23-3,2004~24-4,2006)研究テーマ社会科教育に関する教育史的方法による研究。主に戦前期日本における実業補習学校や青年学校における公民科教育史研究に取り組んでいる。Message高度な研究能力と専門性を保持する社会科教員の育成を目指します。教育学分野に限らず、様々な社会諸科学の学習経験を持つ者も歓迎します。細越 淳二*HOSOGOE Junji担当科目/教職研究演習2(教育実践研究 保健体育科)、教職研究特論7(保健体育科教育)主な経歴岩手大学教育学部卒業。筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。(株)大修館書店編集部等を経て、平成15年4月、国士舘大学に着任。主な著書・論文『新版体育科教育学入門』(共著)、『よい体育授業を求めて』(共著)。以上、大修館書店。『体育授業を観察評価する~授業改善のためのオーセンティック・アセスメント~』(共著)、明和出版。ほか研究テーマ体育授業と肯定的な学級集団の育成についての研究、体育授業中の教師行動および学習者行動の研究、子どもの動きづくりに関する研究、体育の存在根拠についての研究Message講義や演習を通して、よりよい体育授業のあり方について考察を深めます。加えて、体育授業と学級経営の関係についての実証的な考察を通して、教科体育の存立基盤についても検討していきたいと考えています。人文科学研究科61

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