教育研究上の目的
資源の少ない我が国において、知的財産は企業に夢と活力を与えるものですが、その知的財産を法的に支える(保護・活用)ことができなければその資産価値は高くありません。
本研究科では、時代の要請に応じて知的財産を法的に支えることができる高度な職業的知的財産専門人材を、法律をベースにして育成します。更に、法律系出身者には関連法と経営系・理工系の知識を、理工系出身者には法律・経営系の知識を身につけることにより、知的財産に関する諸問題を総合的に解決することで社会に貢献できる法的思考力と実践力を知的財産の専門家育成を目指します。
入学者受入の方針(アドミッションポリシー)
多様な法律・技術等の学問的背景(バックグランド)を有する法的思考力と実践力を有する知的財産の法律家育成の観点から、次のような人を求めています。
- 大学等において履修した科目についての専門的基礎知識又は社会人として実務経験又は実務知識を有する(知識・理解)。
- 事実関係を正確に把握し、論理的に考察することを心がける(思考・判断)。
- 知的財産権に係わる諸問題とその背景に強い興味を持ち、知的財産に係わる問題解決の実践能力又は法律知識の修得に強い意欲を有する(関心・意欲)。
- 自己の考えに固守することなく、他人の考えを謙虚に受け止めることを心がける(態度)。
- 事案を理解・分析し、その結果を第三者に的確に文章で伝えることができる(技能・表現)。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
法律の専門知識に関する科目のみならず新たな学問領域の基礎知識の習得を促します。基幹科目、特別科目、発展科目の科目群を整備しています。
- 基幹科目は、主要科目・基礎科目・演習科目からなり、主要科目(必須)は、ビデオ収録した講義をいつでも閲覧することができるようにしています。
- 特別科目は、経営系科目と技術系科目からなり、新たな学問領域の基礎知識を習得することを推奨しています。特許事務所での実務研修(エクスターンシップ)科目も配置しています。
- 発展科目は、更に深く専門知識を習得し法的解決の実践能力を高めるための科目からなり、学生が得意分野での実践的問題処理力を向上するために履修できるように配置しています。
学位授与の方針(ディプロマポリシー)
本研究科では、54単位以上を修得したうえ、修士論文の審査及び最終試験に合格した、次の能力を身に付けた学生に学位を授与します。
- 知的財産権法の専門的知識を身につける。(知識・理解)。
- 事実関係を正確に把握・分析し、法的思考に基づき法律問題として的確に判断できる(思考・判断)。
- 知的財産の創造・保護・活用に積極的に係わり、実践力を高めて問題を処理することができる(関心・意欲)。
- 知的財産の法律専門家として職業倫理に従い責任を果たすことができる(態度)。
- 知的財産の法律専門家として活躍できる的確なコミュニケーション能力を身につけている(技能・表現)。