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グローバルアジア研究科

科長挨拶

 アジアはそれぞれ独自な個性を持った諸民族の集合体であり、とても共通なものとして一括できるものではないが、西欧から東洋あるいはアジアという想像上の共同体として一括されてきた。勿論、近代における戦争、植民地化という分断に阻まれたとはいえ、その一体性へと向かう歴史的胎動は太古から存在していたことも事実である。しかし、近年の人的、文化的交流の一段の深まりはグローバリゼーションという世界の流れを構成する要素を形成してきた。この歴史的流れの中で東アジア共同体が語られてきた。だが、政府間交渉によるその形成は遅々たるものであるが、それぞれの政府を乗り越える各種の交流は想像上の共同体の中に、グローカルな市民社会の実体的形成へと進みつつある。
 グローバルアジア研究科はこの流れを先取りした形で自覚的に形成されたものです。本研究科は、ビジネスコミュニケーション、国際日本語教育、文化遺産学という研究分野をもち、アジアの一体性という世界史的流れを引き受け、その歴史的運動の尖端を担う高度専門職業人(修士課程)、研究者(博士課程)を養成することを目的としています。本研究科はこの歴史的運動に身を寄せ、アジアの民衆と共に歩む情熱を持った若者に広く門出を開いています。

プロフィール

グローバルアジア研究科長 唐渡 興宣
1975年
一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
1975年
北海道大学経済学部講師
1977年
北海道大学経済学部助教授
1986年
北海道大学経済学部教授
2001年
北海道大学大学院経済学研究科・科長、経済学部・学部長
2009年
国士舘大学21世紀アジア学部教授、大学院グローバルアジア研究科教授