スポーツ・システム研究科

2月4日から20日まで中国・北京で開催される冬季北京五輪のスピードスケート派遣選手団として、体育学部の熊川大介准教授の派遣が決まりました。

運動生理学を専門とする熊川准教授は、日本スケート連盟スピードスケート科学サポートチームのメンバーとして、強化選手に対し測定データに基づく体力評価やレース戦術の示唆を行っており、2018年の平昌五輪でも科学的な側面から日本代表を支えました。今大会では、強化部委員および科学部門責任者としてこれまで蓄積したデータを基に戦術に関する示唆をし、現地では映像を取得してさまざまな分析を加えて選手にフィードバックするなど、日本チームの一員として選手をサポートします。

熊川准教授は「スポーツ科学の分野で選手を支える立場として日の丸を背負えることは非常に光栄。サポートスタッフとして関わった12年間の集大成として、日本チームが目標に掲げる7個以上のメダル獲得に科学的側面から貢献したい。スピードスケートにおける科学サポートは各国に負けない自信がある」と意気込みを述べました。

スピードスケート競技は、2月5日から19日までの期間実施される予定です。

教員情報：体育学部 熊川大介 准教授