研究科概要

修士課程

概要

工学研究科修士課程は、機械工学専攻、電気工学専攻および建設工学専攻の3専攻からなり、それぞれの専攻に研究分野の柱として3~5コースが用意されています。

各専攻とも学部における専門教育を発展させ、専門性と総合性の両面にわたる教育を行い、各学年の個性を尊重し、創造性豊かな技術者、研究者の養成をはかることを目的とした教育を実施しています。各専攻の主な内容は次のとおりです。

機械工学専攻

機械工学専攻の学問領域は、極めて広範囲にわたるとともに、高度化、専門化が進み、その重要性を増している。高度な科学技術の時代を迎えた現在、機械技術者の活躍する分野は、ますます拡大する一方であるので、あらゆる分野に適応できる人材が求められています。

本専攻では基礎学力を十分に身に付け、高度な応用開発能力を有する機械技術者の養成と独創性のある優れた研究者の育成を行います。

研究の柱として次の3コースを設けています。

  1. 先進加工学
  2. モビリティ・ロボティクス
  3. 熱・流体・エネルギー工学
電気工学専攻

電気・電子・情報関連技術はその量的拡大とともに高度化が進み、深い学識と高度な専門技術が必要とされる一方、学際領域にわたる知識や専門能力も重要です。

これらに応えるため、基礎学力を十分に身に付け、高度な応用能力を有する電気・電子技術者養成と独創性のある優れた研究者の育成を行います。

研究の柱として次の4コースを設けています。

  1. 情報メディア
  2. 電気・電子・通信
  3. 医工学システム
  4. 数理
建設工学専攻

建設分野が対象とするものは、住居、その集合体たる都市、住環境福祉、道路、河川、橋梁、上下水道、地球環境、さらにこれらのデザインなど人類の造り出すいわゆる構築物すべてであり、従来のような建築、都市の垣根を越えて広く検討される必要があります。

このため本専攻では、人間社会や環境と調和を図りながら、さまざまな問題に的確に対処できる高度な専門能力を有する建設技術者の養成ならびに研究者の育成を目的として次の5コースを設けています。

  1. 構造・防災・サステナブル
  2. まちづくり環境
  3. 建築総合技術
  4. 福祉住環境
  5. 建築デザイン・計画

研究指導

本研究科においては、機械工学、電気工学および建設工学に関し高度な専門能力を有する人材の育成を目的としたカリキュラムが準備されています。

  1. 院生は入学(受験) の際に、専攻に開設されている各コースの中から自己の所属するコースを予め選択し、自己の選択したコース内の特別研究を担当する教員を指導教員として、研究および論文指導を受けることになります。
  2. 院生は、各自の指導教員の指導のもとで、開講科目より授業科目を選択履修し、研究活動を行い修士論文を完成させます。
  3. 院生は毎学年始めに、その年度において履修する科目を選定し、定められた期日までにこれを履修登録しなければなりません。
  4. 院生は、指導教員の許可のもとで必要に応じて工学研究科他専攻および他研究科の授業科目を4単位まで履修することができます。

学位

1.学位の種類

本大学院工学研究科において授与する学位は「修士(工学)」である。

2.修士の学位

「修士(工学)」の学位は本大学院の工学研究科修士課程に2年以上在学し、別に定める履修科目について所定の単位を修得し、且つ履修科目の成績並びに修士論文及び最終試験の成績の総合判定に合格した者にこれを授与します。

修了単位

修得すべき単位数の基準は次表のとおりです。

年次  授業科目(30単位)
講義 特別演習 特別研究
第1年次 18 2 4
第2年次 2 4

社会人の受入れ

職業を持ちながら、自己の研究を進めたい人あるいは資格取得を目指す人のために社会人特別入試制度を設け積極的に受け入れています。試験は、面接を重視しています。また授業料の減額措置や授業時間も土曜日に開講するなどの配慮をしています。

教員免許状の取得

  1. 工業の免許状(高校の1種)を取得済みの場合、修士課程を修了することにより、次の免許状が取得できます。
  2.   研究科 専攻名 高等学校
    修士 工学研究科 機械工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉
    電気工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉
    建設工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉
  3. 工業の免許状を取得しようとする場合、学部に開講されている教職及び教科に関する専門科目を修得し、かつ、修士課程を修了することにより次の免許状が取得できます。
  4.   研究科 専攻名 高等学校
    修士 工学研究科 機械工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉
    電気工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉
    建設工学 高等学校教諭専修免許状〈工業〉

研究科間単位互換制度

本学大学院では、10研究科を擁する総合大学としての特色を生かし、他研究科に配当された講義科目4単位までを所属する研究科の修了単位として認定する単位互換制度を設けています。

各研究科の得意分野を開放することにより、自己の研究テーマを幅広く検証することが可能となりました。さらに講義をとおして他研究科の教員および学生との交流の幅も広がるなどの利点もあり、毎年多数の学生が本制度を利用し、好評を得ています。

博士課程

概要

工学研究科博士課程においては、近年における専門分野の急速な高度化と多様化を踏まえて、従来の体系の上に基礎を置く学問領域に依存する教育・研究では不十分と判断し、専門領域の枠を外し、対象を総合的、学際的に取り扱うシステム工学的なアプローチを重視した教育を行います。
そして大学院修士課程修了者、社会の第一線で活躍している研究者・技術者あるいは留学生を対象として、高度な応用開発能力と豊かな学識を有し、指導的能力を備えた専門技術者を養成することを主なる目的とします。

応用システム工学専攻

博士課程応用システム工学専攻は、従来の細分化した基礎学問体系の上のみに依存する教育方針・研究手法では不十分であるとの判断に基づき、学際領域や複合領域における総合的な研究・教育を可能にする有機的な体制とするため、修士課程3専攻を一体化・総合化し、発展させることができる機能を持たせました。同時に、教員組織は専攻の枠を外して、柔軟な組織としました。
教育および研究の柱として次の2つの主要研究分野を設けています。

  1. 生産開発システム工学分野
  2. 電子システム工学分野

研究指導

  1. 院生は自己の選択した分野の特別研究演習を担当する教員を研究指導教授とし、本大学院における研究一般および論文作成の指導を受けます。
  2. 院生は指導教授の関係する講究を履修します。
  3. 院生は自己の選択した分野に関連する科目を履修します。
  4. 院生は研究指導教授と相談し、自己の選択した分野以外の専門分野の授業科目、特別研修、共通の基礎科目を履修します。
  5. 博士課程2年次までには講演発表を経て学協会誌に研究論文を発表すると同時に、最終年次までに2編以上の研究論文を掲載できるようにします。

学位

1.学位の種類

本大学院工学研究科において授与する学位は「博士(工学)」である。

2.博士の学位

「博士(工学)」の学位は本大学院の工学研究科博士課程に3年以上在学し、履修科目について所定の単位を修得し、且つ履修科目の成績並びに博士論文及び最終試験の成績の総合判定に合格した者にこれを授与します。

論文審査および学位授与条件

  1. 博士の学位は、本大学院の博士課程に3年以上在学し、履修科目について20単位以上を修得し、かつ、履修科目の成績並びに学位論文及び最終試験の成績判定に合格した者にこれを授与します。
  2. 前号の20単位は、次の区分によって修得します。
  3. 年次  授業科目(20単位)
    特別演習 特別研究
    第1年次

    4

    8
    第2年次 4
    第3年次

    4

  4. 外国語に関する検定は原則として2ヶ国語について行い、その種類本人の選択及び論文の研究分野との関連を参酌して、当該研究科委員会がこれを定めます。
    ただし当該研究科委員会において、専攻分野の特質に照らして、2ヶ国語以上の読解力を必ずしも要しないと認めたときは、外国語の検定を1種類に限定することができる。
  5. 博士学位論文の審査は、当該研究科委員会の定める3名以上の審査員が行います。審査員のうち本大学教員の1名を主任審査員(研究指導教授)とします。また、審査員の内に1名は他大学博士課程担当教授を加えることができます。
  6. 博士の学位に関する最終試験は、審査員が学位論文を中心とし、広く関連科目にわたって試問の方法によって行うものとします。審査員は、審査及び論文の評価に関する意見を記載した審査報告書を当該研究科委員会に提出します。
  7. 博士学位の総合判定は無記名投票により合格又は不合格を決定します。なお、判定を行う研究科委員会には、当該研究科委員会構成員の3分の2以上の出席を要し、合格の決定については出席構成員の3分の2以上の賛成がなければなりません。
  8. 学位を授与された時には、その論文要旨および審査の結果の要旨を公開します。また、学位論文の全文をインターネットの利用により公表します。

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