アウト・オブ・キャンパスの実践としてインターンシップを推進している21世紀アジア学部では、国内だけでなく海外での長期インターンシップを単位として認定・評価し、学生の自主性を支援しています。
例えば日本語教員養成課程を修了した学生には、半年間海外の大学で日本語を教える“補助”を行うインターンシップを紹介しています。“補助”と言っても実情は教壇に立ち、授業を行うことが多いのです。通常現地の大学では、大学院以上の学生でなければ教壇に立つ資格を与えてくれません。学部の学生がこのような形でインターンシップを行うのはまれなケースで、非常にハードルの高いインターンシップですが、言い換えれば、これまで日本語を学ぶ学生の指導にあたった先輩たちの成果を現地の大学に大きく評価していただいているということになります。
学生にとっても一生の思い出に残る貴重な体験であるようです。