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学部概要

学部長メッセージ

  
 

 21世紀アジア学部はまだ若い、しかし大きな可能性にあふれた学部です。ホグワーツ魔法学院がこの学部の理想です。アジアと世界のつながりの中で、学問の分野を超え、いま必要な知識とスキルを身につけ、広い視野をもってさまざまな世界や領域で活躍する人材を育てる学部です。
 この学部の特徴はつぎの4点です。

1.脱領域
学年がすすむにつれ、専門ゼミをえらび、たとえば経済やビジネス、歴史や文化、日本語教育や文化遺産など専門性の高い分野の勉学をします。しかしビジネスを行うにも、その社会や文化のあり様を知らないでよいのでしょうか。商品の好みやビジネスの慣習など、そこには普遍と個別のダイナミクスが作用しています。そこで狭い領域に閉じこもるのではなく、脱領域的な考え方、視野が必要となります。この学部はこのような視点を重視します。
2.アウト・オブ・キャンパス
大学の勉強は大学の内だけでは不十分です。外国の大学で研修や留学をすること、世界遺産の修復実習や、社会でインターンシップやボランティア活動を行うこと、スポーツで対外試合をするなど、大学生活を充実させ、社会に出る準備をするうえで、キャンパス外での活動がきわめて大切です。この特長を生かすのが、学部・修士五年一貫制プログラムで中国(大連)で二年半の勉学が含まれています。この学部は皆さんのそうした活動を全面的に支援します。
3.異文化理解と他者認識
グローバル化が進む現在、内向きな姿勢だけではなにごともうまくゆきません。広いアジアで何が起きているか、世界はどうなってゆくのか、われわれの日常生活や経済が世界とリンクしている中で、自分と違ったものに相応な関心を払わねばなりません。将来どのような仕事をするのでもこうした関心は必要です。外国人居住者が増えると消防の仕事でも中国語や韓国語が話せたら有利になります。この学部はここに力を入れています。
4.事実を見極める
われわれはものごとを判断するときに、人のうわさや聞きかじりの情報だけで済ませているのではないでしょうか。自分で徹底して情報を集め、事実を徹底して調べることが大切です。根拠のある判断をするために、調べ、見つめ、考えることをこの学部は重要視しています。


 最後に大学生活は自分を頼りにし、自分で責任をもつことを訓練する場です。このためにも教員や職員としっかり相談し、自分に合った勉学メニューをつくり、将来の途をさがし出してゆくことが重要です。じっと座っていても、なにも考えないで待っていても結果はおそらく出ないでしょう。行動でも思索でも、皆さんの自主的な一歩を促すような学部をめざしています。この学部をいっしょにもっと魅力的にしようではありませんか。
 そしておそらくいちばん大切なことは、しなやかな物腰と凛としたたたずまいをもつ人間に育ってほしいという私たち教職員の念願です。われわれは元気で知恵のある女性をとくに応援したいと思っています。

プロフィール

梶原 景昭 (かじわら かげあき)
1977年
東京大学社会系大学院文化人類学博士課程単位取得退学
1984年
大阪大学人間科学部助教授
1995年
北海道大学文学部教授
2001年
国士舘大学教授

大連外国語学院名誉教授、青島大学客員教授、深玔職業技術学院名誉教授、海口経済技術職業学院名誉教授など


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