21世紀アジア学部は2002年(平成14年)に誕生しました。21世紀を迎え、国士舘大学はアジアが世界の中で大きな役割を果たす時代になると考えて、この学部をスタートさせたのです。それから20年ほどが経過しましたが、世界の中でのアジアの存在感の大きさは今や誰もが認めるところでしょう。しかし、この20年ほどの間にもアジア情勢はどんどん変化しました。そしてこれからも、アジア情勢はさらに変化し続けることでしょう。
そんなアジアにしっかり目を向けて、グローバル社会で活躍できる人材を育てるのがこの学部の使命です。しっかりした社会人基礎力と外国語能力を身に着け、積極的にコミュニケーションを取りながら仕事ができる人材になれるよう、分野横断型の幅広い授業を展開しています。
アジアは経済発展が注目されているだけでなく、豊かな文化を持つことでも注目を集めています。アジアの国々の文化を理解することが、グローバル社会で活躍する上でも重要なポイントになります。もちろん、日本もアジアの一員ですから、日本の文化もしっかりと理解しなければなりません。日本の伝統文化を体験する授業が開講されているのもこの学部の特色のひとつです。
教室の中だけでなく海外研修など学外での学びも重視しています。アジアへの興味・関心をさらに大きく広げて、社会で活躍する時に生かせるよう育てていく21世紀アジア学部で、充実した4年間を過ごしてほしいと思います。
プロフィール
表 きよし おもて・きよし
- 1958年
- 東京都生まれ
- 1982年
- 早稲田大学 教育学部 卒業
- 1989年
- 国士舘短期大学 専任講師
- 1992年
- 国士舘短期大学 助教授
- 1999年
- 国士舘短期大学 教授
- 2002年
- 国士舘大学 21世紀アジア学部 教授