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2017年06月05日

政経学会講演会「東アジアの危機をめぐる日本政府の対応」を開催しました

 政経学会主催の講演会「東アジアの危機をめぐる日本政府の対応」が6月5日に世田谷キャンパスの34号館B301教室で開催されました。講師は内閣危機管理監・警視総監・警察大学校長などを歴任し、現在は東京大学客員教授を務める伊藤哲朗氏で、講演会では警察官僚としての経験をもとに危機管理について講義しました。会場には政経学部の学生をはじめ教職員ら約300人が集まり、伊藤氏の講義をメモを取るなどしながら真剣に聴講していました。

 

 伊藤氏はまず危機管理について「起こりうる危機を想定し、現状の中での危機を認識したうえで、事前に対策を考えておく」ことだと解説し、大規模自然災害やパンデミック、テロの脅威など身近に危機が増えているなか、一人一人が切実感・危機意識を持って普段から備えることの重要性を呼びかけました。また、危機は突発的で予測不能なため、国家のリーダーには「短時間で迅速な判断が求められる」と指摘。判断とは国家の優先順位を決めることで、リーダーの決断と覚悟が必要になるとともに、危機管理のやり方は国の歴史・伝統・国家観で決まることから「国家観と歴史観を持ち、優先順位の判断が国民と合致しているリーダーであることが大事」だと国家のリーダーに求められる資質についても言及しました。

  • 伊藤哲朗氏伊藤哲朗氏
  • 満員の会場満員の会場

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