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学びのコラムでは、専門的な視点から皆さんの身の回りのモノや出来事などについて国士舘大学の教員がコラムを定期的に配信しています。
普段とは全く違う新しい視点からものごとを考えていくことで、きっと新しい気づきを得ることができたり学部の学びに対する新しい興味を得ることができるはずです。
幼保一元化とは幼稚園と保育所を一つにすることです。幼保一体化という言葉も使われますが、管轄を一つにするという意味で一元化という言葉が適切だと思います。
現在の日本では、幼稚園は文部科学省所管の教育施設、保育所は厚生労働省所管の福祉施設です。同年齢の子どもに同じ教育・保育を受ける機会を与えるために両者を統一しようという動きは数十年来あるのですが、未だに実現していません。
2010年3月10日に鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れました。神奈川県指定の天然記念物であり、鶴岡八幡宮の神木として広く認められていた大銀杏が姿を消したのは、誠にいたましいことです。
こうした日本人の行動は、観光地へ行った時にどの観光スポットを巡るかという問題とも連動しています。つまり手許の観光ガイドに写真付きで紹介されている観光スポット(いわば旅行ガイドによって「権威づけられた」、そこへ行ったのなら「当然見ておくべき」モノ)を押さえることで、とりあえず観光すべき場所はしっかり廻った、観光の義務は果たした、という感覚でしょうか。この義務を果たした、という感覚、一仕事終わったという感覚と似ていませんか。
よく、「休日なので気晴らしに旅行に行ったら、かえって疲れてしまった」という声を聞きます。私自身が直接聞いたわけではありませんが、テレビ番組などでレポーターが調査をすると、少なからぬ人が、疲れた疲れた、と言っているので、本当に疲れてしまう人が結構な数いるのでしょう。
かつて私が20-30代の頃行っていたような、宿屋に泊まるのは6日に1日だけ、残りの5日は列車の座席で車中泊、早朝4時から歩いて市内観光を始め、朝食抜きで次の都市へ移動、昼食のパンをかじりながらやはり歩いて市内観光、さらに夕方から夜にかけてもう1都市見て、その日の夜行でまた移動、1日の歩行距離はざっと30㎞以上、というような無茶苦茶な旅ですと、たしかに「疲れる」のもやむを得ないわけですが(私はこれで毎回1か月で15㎏以上痩せました。そのたびに半月で元に戻りましたけど)、普通に電車やバスに乗り、ゆっくりと食事もいただき、適度に休みながら適度に観光地を巡って、遅くならないうちに帰路につくという、天使のような行程でも「疲れた」というのは、よく考えると不思議なことです。もともと仕事で疲れた心や体をリフレッシュするために気張らし(=余暇)があるのでしょうから、これでは本末転倒と言わざるを得ません。
少し前の話しになりますが、私は1920年頃と1990年代(大正期と昭和・平成期)の土地利用の変化図を沖縄県全域で作成しました。海の変化を知るためには、まず陸の変化を知りたいと思ったからです。
サンゴ礁がなければ、沖縄観光の持続的な発展はありえないというのは、観光で食べている人のだれもが認識していることだと思います。ところが沖縄のサンゴ礁は今、とても危ない状況にあります。豊かなサンゴ礁生態系は、汚染と海水温の上昇で壊れ、オニヒトデに食われたサンゴは死に、美しい景観は大規模な公共工事でつぎつぎに失われてゆくというのが沖縄の海の実態です。
と、いわれても、たぶん知らないですよね? ダイビングが趣味だというタレントが、サンゴ礁年に関連したイベントの司会に引っぱり出されたり、水族館の大水槽でパフォーマンスを演じている様子が時々マスコミに紹介されたりしています。また、国際サンゴ礁年に関連したイベントが、昨年の暮れあたりからたくさん行われています。
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