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学びのコラムでは、専門的な視点から皆さんの身の回りのモノや出来事などについて国士舘大学の教員がコラムを定期的に配信しています。
普段とは全く違う新しい視点からものごとを考えていくことで、きっと新しい気づきを得ることができたり学部の学びに対する新しい興味を得ることができるはずです。
インターネット上には、音楽、画像、映像、ゲームソフト、プログラムなどさまざまなデジタル・コンテンツが流れていますが、GoogleやYou-Tubeのようなプロバイダーを経由するものもあれば、WinMXやWinnyなど匿名性の高いファイル共有ソフトを通じて利用される場合もあります。しかし、これらのコンテンツは、著作物として一定の要件のもとで著作権法によって保護されています。
著作権法上問題とならない適法なものもありますが、違法なものがほとんどであるといってよいでしょう。
第1回からずいぶん間が空いてしまいましたが、今回はボクシングの殴打行為がなぜ処罰されないかと言うことについて具体的に考えてみたいと思います。
ボクシングでは、選手同士がお互いを殴り合います。でも、この選手達は相手を殴っても逮捕されることはありません。一方、刑法という法律には暴行罪(208条)や傷害罪(204条)の規定があり、殴ったり、怪我をさせたりする行為は処罰されることになっているはずです。では、なぜボクサーは試合中に相手を殴っても処罰されないのでしょうか?
実は、これ、8月と9月に開催されたオープンキャンパスの際に私が担当した模擬授業のテーマでした。これから数回に分けて、このテーマについて簡単な解説をしていこうと思います。
まず第1回目の今回は、「そもそも法律学って何を目指した学問なんだろう?」というテーマからはじめていくことにします。「ボクシングで相手を叩いても逮捕されないのはなぜか?」というテーマとは直接的には関係がありませんが、そのことを理解してもらうために必要だと思うからです。
犯罪を犯した人や非行を犯した少年などがもう一度社会生活を営むためには社会に受け入れてもらうことが必要になります。そのためには、仕事のことや家族のこと、住む所のことなどいろいろと助けが必要なことが出てきます。何かの理由で犯罪を犯してしまったわけですから、刑務所を出てきたからといって、すぐに仕事に就いたり住むところを見つけることなどできないからです。
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