国士舘大学キャンパス手帳2018
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★デート商法 SNS、出会い系サイト等によって、携帯番号やLINE IDを教えたことから始まります。何回かデートを重ねて気を惹いてから、洋服や宝石などカードで商品を買わせます。買った商品のクーリング・オフ期間が過ぎると、突然連絡が取れなくなります。★キャッチセールス 大学の最寄り駅や街頭で声をかけて事務所やお店に連れて行き、化粧品やエステティック、英会話などの高額商品を買わせる手口。一度事務所に行くと、しつこく勧誘されます。中には契約するまで帰さない、という強引な所もあります。★アポイントメントセールス商法 「応募したキャンペーンで当たりました! プレゼントがあるので取りに来てください」といった内容の電話やハガキでの呼び出しから始まります。実際に行っても、商品の購入や契約をしつこく勧められることがほとんどで、キャッチセールスと同じ手口です。★資格商法 「この資格を取っておけば就職が有利になる」「この講座を受講すれば教員免許が取れる」などと甘い言葉を言って、資格取得のための高額な学習教材を売りつけます。キャッチセールスやデート商法などと組み合わせて行われることもあります。★内職商法・アルバイト商法 「自宅でできるアルバイトを紹介するので、講習を受けてください。講習会の参加費用は…」と誘ってきます。講習会を受けても仕事は紹介してもらえず、費用や器具代だけを取られてしまうのです。★芸能スカウト商法 街で「モデルになりませんか?」「エキストラや読者モニターになりませんか?」と声をかけ、登録料として事務所にお金を振り込ませる手口。でも、実際には仕事は来ません。しかしこれはサギのようですが、法律的にはサギにあたらないので、要注意です。★マルチ商法・マルチまがい商法 マルチ商法とは、友人・知人から「必ずもうかる」などと誘われて商品等の販売組織に入会した人が、さらに別の人を加入させると利益が得られる仕組みの商法です。また、先に商品の契約をさせ、「他の人を加入させると紹介料が得られる」など後から勧誘するマルチまがい商法も増えています。商品を購入させるために、消費者金融やクレジット契約を無理矢理組ませる手口が増えています。★催眠商法・宣伝講習販売 サンプル商品の配布などをきっかけに、会場に誘導。会場では、売ろうとする商品のすばらしさや安さをアピール。盛り上がったところで、高額商品を売りつける手口です。★かたり商法(訪問販売) 公的機関などを装う訪問販売です。消火器の訪問販売で「消防署の方から来ました。この地区では火事に備えて消火器の設置が義務づけられています」などとウソを言って、商品を買わせようとする手口です。★送り付け商法 ある日、自分が頼んでいない商品が届きます。その商品には「1週間以内に返品しない場合には、購入したことになります」という書類が入っています。電話では、注文した・しないという水掛け論になり、収拾がつかないケースが多いのです。学生がねらわれやすい、悪徳商法の手口 ニキビ跡の治療から美容整形、脂肪吸引まで、病院が施術をする「美容医療」。美容医療は医師が行う医療行為ですが、「キャンペーン価格」や「モニターになれば無料」といった言葉をきっかけに、気がつくと高額な医療費を請求されたというトラブルが後を絶ちません。 よくあるケースとして、街でアンケート協力を依頼された後、クリニックへ連れて行かれ、無料モニターになった結果、強引に勧誘されクレジット契約にサイン、クリニックが契約解除に応じてくれないことなどがあります。 エステにはクーリング・オフ制度があるものの、美容医療は制度の対象外です。注意してください。トラブル多発! 美容医療クーリング・オフについては東京くらしWEB ▲ http://www.shouhiseikatu.  metro.tokyo.jp/▲ TEL 03(3235)1155大学生として33

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