国指定史跡をいくつも発掘。学生による
本気の発掘調査。
『考古学実習』

国指定史跡をいくつも発掘。学生による
本気の発掘調査。
『考古学実習』

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国指定史跡が多い那珂川町。
国士舘の学生が発掘した現場も数多く存在。

毎年夏休みと春休みの年2回、「考古・日本史学コース」の学生たちが待ち望む実習があります。栃木県那須郡那珂川町の小学校で合宿をしながら、遺跡の発掘調査を行う『考古学実習』です。これが目的で「入学を決めた」という学生もいるほど。希望者は1年生から参加でき、この夏も1年生から4年生まで、60名以上の学生が約3週間、発掘調査、測量、出土遺物の整理、記録保存に携わりました。この地は古くは縄文時代、そして奈良、平安と、数々の遺跡が発見され、かつて水戸光圀により日本で初めて学術的研究のために発掘調査が行われた、考古学上非常に重要な場所。国士舘大学との結びつきは非常に強く、実習の指導者で現在考古・日本史学コースで教鞭をとる眞保先生も、元はこの地で学芸員として発掘調査に携わっていた研究者。そして今この町の学芸員を務めるのは、国士舘大学の卒業生というから、その絆の強さは想像に難くないでしょう。実際この土地の発掘調査は、国士舘の学生以外が行うことはほぼないそうで、それだけ厚い信頼が町から寄せられています。

知識、スキル、仲間とのチームワーク。
貴重な現場での実習を大きな力に。

この夏の主な計画は、国の史跡に指定されている唐御所横穴付近一帯に広がる遺跡の測量調査。足場の悪い山肌にいくつも並ぶ横穴。85あるという史料の記述が事実かどうか、調査を進めました。新たに発見した場所からは土器も発掘されました。その時現場に居合わせた学生からは、歓声が上がったといいます。この発見こそ考古学の醍醐味。そして、1000年以上もの間、土の中に封印されたその痕跡を掴み取る力は、知識と合わせて現場での経験から培われていくのです。出土品は写真や拓本など、それぞれ適した方法でしっかりと記録され、報告書にまとめられます。この工程が、考古学では重要です。「いつの時代のものか」「どんな模様が見られるか」「素材は何か」。残念ながら壊れていたものは、復元を試みます。遺されたパーツを緻密に考察し、本来の形を探る過程にもまた感動があります。「考古学は大学で初めて出会う学問」と眞保先生はいいます。だからこの4年間の努力と学び方次第で、大きな力になると。国士舘大学には、素晴らしい環境とチャンスがあります。過去を解き明かし未来へとつなげる感動と責任を、仲間と共に体験しましょう。

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