刑法を学ぶ時には、
加害者の立場で
考えることも大切に。

刑法を学ぶ時には、
加害者の立場で
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法学部
法律学科


矢田陽一 講師(YADA Youichi)


私の専門である刑法は、ドイツの刑法に影響を受けて発展しました。ドイツの刑法には哲学の要素がふんだんに入っており「なぜ人は処罰されるのか」などの壮大なテーマが含まれています。罪を犯せば当然処罰されますが、そこで深く関わってくるのが、人間が生まれながらに持っている「人権」です。命や自由、身体や財産は、感情で簡単に奪えるものではありません。日々報道されている痛ましい事件を見ると、どうしても被害者の立場で「加害者には厳重な処罰を科すのが当然だ」と思いがちですが、場合によっては自分や家族が加害者になることも考えられるのです。だからこそ論理的、理性的に「どんな処罰が適正なのか」と考えることが大切です。そういった法律的な考え方=リーガルマインドは、自分の思いを論理的に説明して相手に納得してもらう力にもつながるでしょう。法律だからといってあまり堅苦しく構えず、楽しんで学んでほしいと思います。

※2016年3月撮影

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