文学部 史学地理学科 地理・環境コース

動植物の生態が、環境保全の糸口に。
世の中のことがらすべてに
地理学がある!
【地域の生態環境】

動植物の生態が、環境保全の糸口に。
世の中のことがらすべてに
地理学がある!
【地域の生態環境】

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【地域の生態環境】では、地球上に住む動植物の生態について、日本や世界のさまざまな地域に焦点をあて、その土地の現状と照らし合わせながら学びます。後半は環境問題をテーマに、自然環境の調査や自然保護、緑地計画について理解を深めます。自分で調べた環境報告書をレポートにまとめる作業を通じ、論理的な思考力も養います。

※2016年3月撮影

  • 先生からの「この授業の紹介」

    30秒で
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    文学部 史学地理学科 地理・環境コース

    磯谷達宏 教授ISOGAI Tatsuhiro

  • 学生からの「この授業の見どころ」

    30秒で
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    文学部 史学地理学科 地理・環境コース

    鈴木岳美SUZUKI Takemi

    東京都立鷺宮高等学校出身

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  • POINT1

    目からウロコ!
    大学の地理学。

    世の中を地理的に捉え、分析する力をつける。

    大学の地理学は、これまでみなさんが持っていた地理のイメージとは少し違うかもしれません。地名を覚えるのではなく、世の中のさまざまな現象を、地域や地理的側面から研究することこそ本来の地理学です。大きくは自然地理と人文地理に分類され、この授業は自然地理分野の研究になります。私たちが暮らす地球上には、さまざまな動植物が生息しています。その生態について、環境や地形といった地域の要因を考慮しながら理解していきます。授業では私が訪れた特色ある地域や希少な動植物を、スライドを用い紹介します。地理は特にフィールドワークが大切です。気になる場所や動植物があったらみなさんもぜひ、実際に足を運んでください。

  • POINT2

    “海のゆりかご”は
    敵か?味方か?

    同じ動植物でも、地域によって捉え方はまちまち。

    同じ動植物でも地理的条件や環境で、必要とされることもあるし、逆に排除されるものもあります。たとえば、海草(うみくさ)といわれる、海の浅瀬に生息する単子葉植物があるのですが、本土では“海のゆりかご”といわれプランクトンの生息場所になり、貴重な資源とされています。瀬戸内海のある地域では、海草の保護を積極的に行い、魚の繁殖場所として豊かな漁場を作りあげた事例があります。しかし沖縄では、この海草は珊瑚礁と生息地域が重なり、珊瑚の生育を阻む原因になっています。同じ植物でも環境的要因で喜ばれる存在にも、疎まれる存在にもなる。物事にはいつも、さまざまな側面があるということを理解しながら、多角的に物事を捉え考察する大切さを、知ってもらいたいと思います。

  • POINT3

    環境問題を
    地理で解決!

    自然保護や緑地計画に、生態環境を役立てる。

    環境問題への関心が社会的に高まり、その活動に専門的に従事するほか、一般企業でも緑地計画などに関わる方も増えています。また地域の活動など、住民として参加する機会もこれから多くなるでしょう。授業では緑地計画や自然保護への理解も深めていきます。学生には「地理学的な見方・考え方」を身につけ、その知識をさまざまな社会活動に役立ててほしいと思います。この授業のポイントは植生地理や動物の生態地理の知識をふまえた上で環境問題に取り組む、ということですが、ほかにも国士舘の地理・環境コースにはさまざまな専門の教員がおり、地学・経済・産業・農業・歴史・交通など学べる領域は多種多様です。その中から興味のある分野を見つけ、社会で活躍できる力を修得してください。

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