文学部 史学地理学科 考古・日本史学コース

時代や分野を超えて。
活発な意見交換が
更なる興味を誘う。
【日本史演習Ⅰ】

時代や分野を超えて。
活発な意見交換が
更なる興味を誘う。
【日本史演習Ⅰ】

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【日本史演習Ⅰ】では、日本古代の史料を正確に読み歴史を理解することを目標に、「古代史の研究とは?」というところから学習をスタートします。出土した遺物などや多種多様な文献史料を輪読形式で、発表をもとに討論や解説がなされます。前半は国が作った正史である『日本三代実録』を、後半は古代国家が運用した法令である『令義解』や『類聚三代格』を読み解きながら、古代社会への理解を深めます。

※2016年3月撮影

  • 先生からの「この授業の紹介」

    30秒で
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    文学部 史学地理学科 考古・日本史学コース

    仁藤智子 准教授 NITO Satoko

  • 学生からの「この授業の見どころ」

    30秒で
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    文学部 史学地理学科 考古・日本史学コース

    牧野香梨MAKINO Kaori

    東京都立小松川高等学校出身

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  • POINT1

    好きな切り口で
    学べる!

    難しい法令も、関心あるテーマで学ぶと興味が続く。

    日本古代史の史料は多様です。文字が書かれる内容や用途により、木簡や土器、仏像や骨蔵器など金属、碑、布そして紙などにまでわたります。授業で扱うのは主に紙に書かれた史料で、国が作った正史と言われる歴史書と、法令を定めた律令格式のうち、令(りょう)と格(きゃく)について研究しています。令とは、国家支配のための制度を定めたもの。今年は儀式や礼に関する条文を集めた儀制令を読みました。学生それぞれの興味・関心に合わせて好きな切り口で研究するため、授業では毎回バラエティに富んだテーマが登場します。たとえば、平安貴族の音楽儀式の決まり事を研究する学生や、国司(国から派遣された役人)と郡司(地方官)の関係性を調べる学生など、他者の発表を聞きながら自身の関心が広がっていく楽しみもあります。

  • POINT2

    他分野の
    学生も参加!

    共通のテーマを学ぶ同士、意見交換も活発に。

    日本の古代というのは国家が初めてできた時代で、概ね原始から平安時代後期までの期間。この時代は、ひらがな・カタカナはまだ誕生していない時期もあり、文献に記されているのは漢字中心なので、少し敷居が高いかもしれません。それでもこの時代を知りたいと授業に参加する学生は、学ぶ姿勢がとても真剣。授業はオープンな雰囲気で、他の時代を専門にしている学生の参加も自由。ほぼ毎回新しい参加者がいます。大事なのは時代で区切るのではなく、テーマとして同じ事例があるなら、時代を超えて意見を交換したり、共有したりすること。後に続く中世とは同じなのか違うのかと考えを巡らせることで、さらなる興味にもつながります。

  • POINT3

    探究心・向上心
    UP!

    さまざまな記録をもとに、歴史を紐解く面白さ。

    好きなことを学んでいると、調べる作業は苦ではありません。それどころかどんどん知りたくなるものです。歴史はまさに探究心を育む学問です。学生は発表までの準備の間、文献を調べながら解らないことがあると私に何度も質問にきます。その際心がけているのは答えを教えるのではなく、調べたくなるようなヒントを伝えること。すると調べる作業がどんどん楽しくなり、もっと知りたいという探究心が育つのです。そしてもちろん学生たちの発表の中から、大事なポイントや広げるべき要点をその都度補足しながら、知識の偏りが無いようフォローしています。少人数なので一人ひとりの興味に合わせて指導ができる環境は、教員にとっても嬉しいことです。

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